セレモニー中にまさかのタイム抹消!?  ル・マン24時間予選で起きた「大どんでん返し」の裏側【みどり独乙通信】 (2/2ページ)

まさかのタイム末梢でポールポジションはBMW

 さて、一連の予選も終わり、ハイパーポール1を経て、ル・マン24時間レースの名誉あるポールポジションを決める最終ステージのハイパーポール2が日没の時間から始まりました。

 いわゆる15分間のタイムアタックで、最速のハイパーカーが翌日の決勝レースには、全車の先頭にからスタートできる権利を10台のハイパーカーが競います。

 これまでの予選はメディアセンターのモニターで見学をしていたのですが、この緊張感溢れる戦いはピットロードへ観に行きました。15分という短い時間ですが、そのなかで何度もトップが入れ替わり、その度に各ピットや観客席から拍手や歓声が上がります。

 そして、この熱いタイムアタックを制し、38号車のキャディラックがBMWに0.005秒という超僅差で競り勝ち、見事ポールポジションを獲得! LMP2クラスとLMGT3クラスの各ポールポジションとともに盛大なセレモニーが開催され、私もその場を撮影していました。

 すぐに写真を提出する予定があったので、まだ盛り上がっているセレモニーの途中でクタクタになってメディアセンターへ戻る道中の階段を上っていると、イタリアのメディア関係者に声をかけられ、キャディラックがタイム抹消になったとざわついていました。

 その階段の目の前ではまだセレモニーが継続中で、私のアタマのなかは「???」マークだらけ。セレモニー終了直後に、ハイパーポール2のセッション開始直後にピットレーンのファストレーンへ危険な方法で合流したという理由でキャディラックのタイム抹消が正式に発表となりました。すでに『キャディラック、ポールポジション!』と速報を出していたメディアは急遽修正作業で大忙しの様子でした!

 急遽、予選1位に繰り上がった15号車 BMW Mハイブリッド V8のピット前にACOやFIAのお偉いさま方が集まって、改めてプチセレモニー開催で一件落着。

 波乱万丈な予選を経て、翌日はル・マン名物の超クレイジーな前夜祭 ドライバーズパレードが市内で行われます!


この記事の画像ギャラリー

新着情報