この記事をまとめると
■レクサスRXが一部改良を受けて走りの質と日常での使いやすさを向上させた
■ニュルブルクリンクでシャシーや操舵系を磨き自然な車両挙動を追求している
■装備の標準化や快適性向上で全グレードの商品力を底上げした
操縦安定性と乗り心地に磨きをかけた
レクサスは9月30日、ラグジュアリークロスオーバーSUV「RX」を一部改良し、全国のレクサス店を通じて発売した。税込価格は「RX500h“F SPORT Performance”」が929万円、「RX450h+“version L”」が913万円、「RX350h“version L”」が2WD(FF)800万円・4WD851万円、「RX350“F SPORT”」が751万円、「RX350“version L”」が2WD(FF)704万円・4WD745万円となる。
RXは1998年、北米においてラグジュアリークロスオーバーSUVのパイオニアとして誕生したモデルだ。2005年には「RX400h」を発売し、ラグジュアリー市場に初めてHEVモデルを導入。電動化の先駆者として優れた走行性能と環境性能の両立を追求してきた。1998年の発売から2026年8月末までに、約95の国と地域で累計約430万台を販売し、レクサスのコアモデルとして進化を重ねている。
今回の一部改良の核となるのは、シャシー性能のさらなる磨き込みだ。レクサスならではのすっきりと奥深い走りの味わい「Lexus Driving Signature」をより高い次元へ進化させるべく、これまで開発拠点「Toyota Technical Center Shimoyama(TTC-S)」で操縦安定性と乗り心地を造り込んできたRXだが、今回はTTC-Sの原点であり、より厳しい路面環境をもつドイツ・ニュルブルクリンクでの走り込みとチューニングを実施した。
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具体的には、AVS(Adaptive Variable Suspension System)の減衰特性や、EPS(Electric Power Steering)、DRS(Dynamic Rear Steering)の制御を最適化。ドライバーの操作に対してリニアかつ自然な車両挙動を実現するとともに、荒れた路面でもしなやかなボディコントロールによる安心感のある乗り心地を追求し、「ドライバーがクルマと対話できる走り」をさらに高めたという。
エクステリアでは、“version L”にボディカラー「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を新たに設定。“F SPORT Performance”および“F SPORT”では、メーカーオプションのブレーキキャリパーをレッド塗装へと変更し、スポーティな印象を一段と高めた。
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インテリアでは、全車にフロントドアガラスのIRカット機能を追加して快適性を向上。ブレーキホールド機能には、イグニッションON時の設定状態を保持する「スタンバイメモリ機能」を採用し、日常での使い勝手を高めている。また、これまでRX500hおよびRX450h+に限られていたデジタルインナーミラーや前後方記録のドライブレコーダーを、RX350hとRX350にも標準装備とし、全グレードで利便性を底上げした。
シャシーの熟成という地道な磨き込みと、装備の全グレード底上げ。派手さはないものの、レクサスのコアモデルとしての完成度をさらに一段引き上げる内容に仕上がっている。