操る楽しさもパンダらしい
パワートレインと試乗の感想
パワートレインは48Vマイルドハイブリッドシステムです。1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンと15kWの電動モーター、6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、システム合計で110馬力。時速30km以下であれば最大約1kmのモーターのみによるEV走行も可能。WLTCモードの燃費は20.8km/Lと公表されています。
実際に試乗してみると、ハイブリッドでありながら静かすぎないのが印象的でした。エンジンの存在がはっきりと伝わる味付けで、ひとりで乗るぶんには十分なパワー感があります。クルマを操っている感覚が残っているのが楽しい。初代『Panda』には乗ったことがありませんが、もしかしたら初代もこういう乗り味だったのではないか、と想像をかき立てられるようななにかがあります。気取らず、クルマを操る感覚を素直に楽しめるところに、パンダという名前が受け継いできた価値の一端を感じました。
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FIATらしさを体感するピザ手作り体験
今回の試乗会では、フィアットが表現したい世界観を体感するプログラムとして、ピザの手作り体験も用意されていました。講師を務めてくれたのは、第23回ナポリピッツァ職人選手権大会(カプート杯)ピッツァナポレターナS.T.G部門で第3位に入賞した蝦名瑠唯シェフ。FIATのエプロンを身につけ、好きな具材をトッピングしたオリジナルピザをその場で味わう、なんともカジュアルなひとときでした。
筆者が選んだのは、シンプルにマルゲリータ。果肉がたっぷり入った特製のトマトソースに、バジルとチーズをふんだんにのせて完成です。窯に入れてから焼き上がるまでは、わずか3分ほど。もっちりとした生地にトマトソースとチーズがよく合い、気づけば完食。
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こうした体験も、新型グランデ パンダが掲げる『PANDASTIC(パンダスティック)』というコンセプトにつながっています。『Panda』と『Fantastic』を掛け合わせた造語で、日々の暮らしを自分らしく彩るという価値観を表現したもの。クルマそのものだけでなく、日常の何気ない時間まで楽しもうとするフィアットの姿勢が感じられました。
価格とグレード
グレードは、シンプルで機能的な装備をまとめた『ICON』と、デザインと快適性をより楽しめる『La Prima』の2種類。ボディカラーはリモーネ イエロー、アクア アジュール、チネマ ブラック、ジェラート ホワイトの4色が用意されています。価格はメーカー希望小売価格369万円(税込)から、上位のLa Primaが409万円(税込)からという設定。
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コンパクトなボディに振り切ったデザイン、想像以上の室内の広さと収納力。乗って楽しいと思える操縦感。グランデパンダ ハイブリッドは、スペックだけでは語り切れない、ブランドの哲学そのものを味わえる1台でした。
