この記事をまとめると
■クルマにはウインカーに代表される灯火類がついている
■自転車には前照灯しかついていないので右左折する際はわかりにくい
■ハンドサインを出すことで後続に自身の動きを安全に知らせることができる
ハンドサインで自らの安全を守る
右折・左折や進路変更などをするとき、合図を出して自車の動きを後続のクルマや周囲の交通に知らせることで、より安全な運転ができるようになります。この“合図”は、クルマやバイクだけでなく、自転車にもあることをご存じでしょうか。今回は、自転車の手の合図(ハンドサイン)について解説します。
クルマと同じように、自転車も合図を出すことが安全運転のポイント
クルマには、ウインカー、ストップランプ、バックランプ、ヘッドライト、尾灯などの灯火類があります。また、バイクにもウインカー、ストップランプ、ヘッドライトや尾灯などの灯火類が装備されています。
これら灯火類は、夜間を走行するときに自車の存在を周囲に知らせる役割があるだけでなく、自車がこれから行う運転行動を、周囲に伝えたりするための重要な装置です。
右折するクルマのイメージ画像はこちら
しかし、道路交通法における“車両”に分類される自転車は、前照灯のみとなっている場合が多いです。そのため、右左折・進路変更や減速するときに、後続のクルマや周囲の交通に自車の動きを伝えるのが難しいのが実情です。
合図がなかったことが原因で交通事故やトラブルに巻き込まれないようにするためにも、自転車の運転者に覚えてもらいたいのが、手で行う合図(ハンドサイン)です。
この手の合図を使うことで、自転車の運転者が追突事故や、交差点を通行するときに巻き込まれるリスクを抑えることができます。
ハンドサインを出す自転車のイメージ画像はこちら
一方、クルマを運転する人も、自転車の手の合図を知っておくことで、自転車がどのような動きをしようとしているのかがわかるようになり、自転車との事故を減らすことができるようになります。
自転車とクルマ双方のためになる自転車の手の合図は、自転車の運転者だけでなく、クルマを運転する人も覚えておきたいサインといえるでしょう。では、具体的にどのような合図が、どういった意味を表しているのでしょうか。
自転車の手の合図(ハンドサイン)の種類と方法
自転車の手の合図(ハンドサイン)は、右手で行うパターンと左手で行うパターンがあります。神奈川県警のホームページによると、自転車の手の合図は右手でおこなう方が安全とのことです。そのため、ここでは右手で行う手の合図を中心に紹介します。
【自転車の手の合図(ハンドサイン)右手で行う場合】
■停止
・合図の時期:止まろうとするときに出す
・合図の方法:右腕を斜め下に出し、手のひらを後ろに向ける
【左手の場合】
・合図の時期:右手の合図と同じ
・合図の方法:左腕を斜め下に出し、手のひらを後ろに向ける
ハンドサイン(停止)を出す自転車のイメージ画像はこちら
■右折や右に進路を変えるとき
・合図の時期:右折をするときは交差点の30m手前から右折が終わるまで。右に進路変更するときは進路を変える3秒前
・合図の方法:右腕を真横(水平)に出す
【左手の場合】
・合図の時期:右手の合図と同じ
・合図の方法:左腕を真横(水平)に出して、肘から先を上へ垂直に向ける
ハンドサイン(右折)を出す自転車のイメージ画像はこちら
■左折や左に進路を変えるとき
・合図の時期:左折をするときは交差点の30 m手前から左折が終わるまで。左に進路変更するときは進路を変える3秒前
・合図の方法:右腕を真横(水平)に出して、肘から先を上へ垂直に向ける
【左手の場合】
・合図の時期:右手の合図と同じ
・合図の方法:左腕を真横(水平)に出す
ハンドサイン(左折)を出す自転車のイメージ画像はこちら
交通事故を起こさないようにするためにも合図を有効に使うことが重要
道路交通法における“車両”に分類される自転車、クルマ、バイクなどは、合図を出すことで交通が円滑になるだけでなく、交通事故のリスクを低減させることができます。
そのため、自転車を運転するときには手の合図を、クルマを運転するときには灯火類で示すことができる合図を有効に活用することが、交通事故やトラブルを減らすための第一歩といえます。
クルマ・バイクを運転するときだけでなく、自転車に乗るときも合図を有効に活用して、自分の身の安全を守るようにしましょう。
ハンドサインを出す自転車のイメージ画像はこちら
※記事内の一部にAIにて生成した画像を使用しています