BMW 320dが1300万円だと!? ドイツの直営ディーラーイベント取材で新車の値上がりに驚愕【みどり独乙通信】

この記事をまとめると

■E30型M3誕生40周年を記念した「M Grid」という無料イベントに行った

■オーナー自慢のMモデルやデシベルコンテストや限定グッズなど見どころが多かった

■約1300万円という新車のBMW 320dツーリングを見て新車価格高騰を実感

ドイツでもBMWも新車では買えない価格になっていた

 ニュルブルクリンク、ル・マン、スパと怒涛の24時間レースの取材が終わり、少し自宅でゆっくりできる時間ができました。

 近所にあるBMWの直営ディーラーでE30のM3が2026年で40周年を迎えたことから「M Grid」というイベントが開催されるとご案内メールをいただき、ママチャリに乗って向かいました。駐車スペースがあると案内メールにも記載されていましたが、自転車で10分もかからないところにわざわざクルマで行かなくとも……と愛車は置いていくことにしました。M3のオーナーさんたちなら愛車で行くのは楽しいに違いありませんね。

 じつは私も、数年前にこの直営ディーラーのMオーナー向けイベント(Mパフォーマンス所有者の参加もOK)にご招待をいただいて愛車で参加したことがあるのですが、参加者のなかでもっともチープなクルマで行った私は非常に肩身が狭くて居心地が悪く、二度と愛車に乗ってイベントには行かないと心に誓っていたのです(苦笑)。

 さて、道路に面したスペースにはステキなE30のM3が並び、通りを歩く人たちの目も釘付け。このイベントは入場料が無料で、M3オーナーだけでなく誰でもウェルカムとあり、いつもは入り難いショールームにも気軽に足を運べます。

 ディーラー内の中庭の駐車場ではオーナーの方たちのご自慢の愛車のコンテストが開催されていました。BMWのオフィシャルグッズショップ、ドリンクやフードコーナー、デシベルコンテスト(うるささを競う)、アクラポビッチのデモカー展示やミシュランのシミュレーターコーナーが並んでいましたので、ブラブラとのんびり見学をしました。

 そんななかで、いろいろな方がもち歩いておられて気になっていたのはE30 M3のエコバッグ。エコバッグを集めている私にとってはめっちゃ欲しいアイテムではありませんか!

 来場のVIPのお客さまたちにはそのE30 M3のエコバッグにぎっしりと詰まったお土産セットが手渡されていましたが、私はまったくそのランク外の顧客ですので、一般の通りすがりとして来場しています(笑)。VIP以外はショップで何か商品を買うと紙袋の代わりにそのバッグに入れて貰えるようです。

 野外に設営されているショップと店内の常設ショップを何度も往復してみましたが、なかなか手頃な価格でコレというものを見つけられず……。Tシャツに60€(1万円以上)も出せないし、ミニカーは集めていないし、キーホルダーも要らないし……と考え、結局トートバッグはあきらめました。

 普段はなかなか敷居が高くて入りにくい直営ディーラーだけに、この日のように解放されているとゆっくり展示車両を見ることができます。なかでも気になったのが320のツーリング。このクルマってこんなに高かった? と表示価格を何度も見返してしまいました。展示モデルは7万1319ユーロ(約1300万円)! オプションやアクセサリー類がほぼフル装備とはいえ、想像の4割以上高くてゾゾっとしました。

 ドイツの付加価値税は19%で消費税という部分では日本のほぼ倍ですが、それにしてもお高いですね。私が最後に愛車を買い替えたのは2021年のことですが、それから全メーカーの全車両がとんでもなく値上がりしていることに驚きました。私の愛車は初期登録からすでに7年が経ち、そろそろ買い換えたいなぁ、なんてぼんやりと思っていましたが、まったくもって無理だと思い知らされました。

 いまの愛車は10万kmを超えていますが、先日エンジンオイルとブレーキオイルを交換して絶好調なので、もう最後まで乗り潰そうかと思っています。


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