やっぱりアスリートは食事から気を遣う! スーパーGTのドライバーに「食べ物」「飲み物」事情を直撃 (1/3ページ)

この記事をまとめると

■GTドライバーはレース時期ごとに食事や体重を徹底管理している

■生ものや脂質を避けるほか脱水や疲労対策に栄養を工夫して摂取

■シーズンオフは比較的自由だが増量を抑え体型維持に努めている

国内トップドライバーの「食」に直撃

 スーパーGT第5戦「SUZUKA GT 300KM RACE」が8月23~24日、三重県の鈴鹿サーキットを舞台に開催。レース序盤から激しいバトルが展開され、NISMOの23号車「MOTUL AUTECH Z」がGT500クラス、CARGUY MKS RACINGの7号車「CARGUY FERRARI 296 GT3」がGT300クラスのウィナーに輝いた。

 それにしても、スーパーGTに参戦するドライバーをよく見てみると、その体型はアスリートそのものだ。スーパー耐久のジェントルマンドライバーのなかには、わがままボディなおじさんも見られるが、世界屈指のGTカーレース、スーパーGTにおいては、GT500クラス、GT300クラスともにプロドライバーが集結。若手ドライバーはもちろん、ベテランドライバーもなかなかの細マッチョで、ベテランドライバーの多くが、デビュー当時の若いころとそんなに体型が変わっていないのではないだろうか?

 当サイトでも何度か紹介したことがあるが、レーシングドライバーは、シーズン中はもちろん、シーズンオフもトレーニングを行うなど、その体型は努力の賜物である。同時に食事制限も必要不可欠で、レースウィーク、シーズン中、シーズンオフの各タームに合わせて、コントロールを行っているようだ。

 というわけで、スーパーGT第5戦の舞台、鈴鹿でGTドライバーを直撃。レーシングドライバーの食事管理の秘密を探ってみた。

 まずはR&D SPORTの61号車「SUBARU BRZ R&D SPORT」でGT300クラスに参戦する井口卓人選手を直撃。

──レースウィークの食事はどんなことに気をつけていますか?

井口選手:刺身などの生ものは食べない、くらいですかね。あとはお酒も飲まないようにしています。普段はお酒を飲むんですけど、レースのとき、とくにスーパーGTは暑いし、脱水しやすいので、お酒は飲まないようにしています。

──レースが終わったあとの食事はなにか気を遣っていますか?

井口選手:メニューというよりは、ベスト体重をキープしたいのでカロリー計算をしています。僕の場合、59kgに留めておけば暑さを含めて乗り越えられるので、59kg以上になると食事の量を抑えたり、トレーニングを多くしたりとコントロールしています。

──なるほど。基本的にシーズン中は食べすぎないようにしているんですね。

井口選手:レース終了後は脱水して体重は減ってしまうんですけど、それ以外のときで体重が増えたら、食事は制限しますね。

──ちなみにレース中のドリンクの中身はなんですか?

井口選手:アミノバイタルからサポートしてもらっているので、ドリンクはアミノバイタルです。それに予選日や決勝日は緊張もあって食事が喉を通らないので、朝や昼はアミノバイタルのゼリーを食べています。

──シーズンオフはとくに制限しないんですか?

井口選手:なにも気にせずに食べていますし、お酒も飲んでいますね。

──なるほど。シーズンオフはちょっと太ったりしますよね?

井口選手:そうですね。たぶん、62kgとか63kgとかになりますね。体重を落とす大変さを知っているし、この年になるとなかなか体重は落ちないので、シーズンオフもできるだけ体重を増やさないようにしています。


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廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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