チャンピオンは誰の手に? SUPER GT第7戦オートポリスは生で見るしかない!
10月18-19日のSUPER GT 第7戦はサーキットに行こう!
日本最高峰のレースであるSUPER GT。記事公開時点では、全8戦中5戦までが終了し、激しいタイトル争いが繰り広げられている。そうしたなか、第7戦 オートポリスをPRするイベント「SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!!」が、スーパーオートバックス大野城御笠川店で開催された。
このイベントは、SUPER GTのタイトルスポンサーである、AUTOBACS(株式会社 オートバックスセブン)とSUPER GTが共同で実施するもので、本番のレース前に、そのサーキットの近隣にあるAUTOBACS店舗で行われる。
GT500ドライバートークショー、現行マシンの展示、サーキットクイーンステージなどで盛り上がったイベントの模様をお届けするので、読んでチケットを入手し、サーキットに行こう!
日本国内のモータースポーツにおいて、圧倒的な集客率で盛り上がりをみせるツーリングカーレース、SUPER GT。年間全8戦で争われ、特定のマシンやチームが独走しにくいレギュレーションで行われるため、毎シーズン最終戦まで目が離せないタイトル争いが繰り広げられる。それゆえ、10月18-19日に九州のオートポリスで行われる第7戦は盛り上がること確実! チャンピオン候補が絞られる重要な1戦であることは間違いない。
そんなオートポリスラウンドをPRすべく、9月6-7日の2日間、福岡県にあるスーパーオートバックス大野城御笠川店にてファンを対象としたイベント、「SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!!」が開催された。クルマ好きなら知らない人はいないであろうカー用品の大手「オートバックス」を運営する、株式会社オートバックスセブンはSUPER GTのタイトルスポンサーを務めている。そんな経緯から、サーキットに近いオートバックスの店舗で、実施されているのだ。
「サーキットに行こう!!」というネーミングからもわかるとおり、SUPER GTに足を運んで、生でその迫力を味わってもらいたい──そんな狙いで行われる事前イベントであるのだが、実際はこのイベントだけでも楽しめる内容になっている。ざっと紹介すると、GT500ドライバーのトークショー、グッズ販売、オートポリスサーキットクイーンによるPRステージ、現行GT300マシンへの乗り込み(キッズのみ)と、レースファンならずとも気になるコンテンツが盛りだくさんである。そして本戦に行くのであれば、レース観戦をより楽しめるような情報を得ることができる。
三宅選手のライバル選手との仲良しエピソード
当日は真夏日! 汗が噴き出すような気温だが、それを上まわるような熱いファンが朝から会場を訪れてくれた。送風ファンなどでシッカリと暑さ対策がなされたメインテントでは、ドライバートークショーが1日2ステージ、土日あわせて4回も開催。3号車のNISMO NDDP 日産フェアレディZに乗る三宅淳詞選手、1号車のTGR TEAM au TOM’S トヨタ・スープラを駆る山下健太選手が登壇した。
まずは6日(土)にトークショーを行った三宅選手。オープニングでは「SUPER GT EXPERIENCEは初めてですね、緊張してます!」と笑いを誘う。
MCの結城みいさんの軽妙なトークに誘われ、普段のインタビューなどではなかなか聞けない裏話が飛び出すことも多い、SUPER GT EXPERIENCEのトークショー。
ドライバー仲間について聞かれると、現在はライバルメーカーのチームに所属するが、F4ではチームメイトで、その後ステップアップしたカテゴリーでも一緒に闘ってきたので仲良しだという佐藤 蓮選手についてのエピソードを披露。
「この間ボク、ライブに行ってたんですね。それで蓮に『いまこのライブ行ってるよ』ってラインしたら、そのライブに蓮もたまたま来てました」、という奇跡のような仲良しっぷり! ただしレースはもちろん別で、友情などは関係なく闘うとのこと。
さらにオートポリスについての印象には「ボク、オートポリスめちゃくちゃ好きなんですよね。サーキットに行くまでの景色もいいじゃないですか」とコメント。
また、オートポリスはコースと客席が比較的近いサーキットのため、旗を振っての応援なども「(レース中)見えます!」という。応援は力になるとのことなので、サーキットに行って、ぜひ全力で応援してほしい。
ポイントリーダー山下選手の悩み
7日(日)は山下選手がトークショーを開催。5戦終了時点でランキングトップに位置するだけに、サクセスウェイトはなんと100kg。
「もう最悪ですね。本当にストレート遅いんですよ。この前の鈴鹿でも100kgだったんですけど、GT300とあまり変わらないので、ストレートでも抜ききれずストレスしか溜まらない。でもそれがスーパーGTの面白さだし、そのなかでうまく順位を上げていくために、すごく頭を使いながらやらなきゃいけない。そうしたなかで自分もチームの力も試されます」と、強いがゆえの悩みも。
さらにチームメイトの坪井 翔選手について、マジメと評した山下選手。自分自身は? との問いには、「ボクは昔から天才っていわれてきて、何も考えなくても速かったんですよ。ですがいま30歳になって、何も考えなくても速く走れる状況じゃなくなってきた。年齢の壁かなにかわからないですけど。朝起きたらすでに疲れてますし笑。ちょっとデータをみたりとか考えるようになってきたので、凡人になってきたかなっていう感じはあります」といった具合に、やっぱり天才らしいコメントが飛び出した。
サーキットクイーンが語るオートポリスの魅力
ステージにはオートポリスラウンドを盛り上げてくれるサーキットクイーンのおふたりも登場してレースをPR! フォトセッションあり、サイン会ありとファンとの交流も実施された。門坂みゆさん、髙田 蘭さんのおふたりとも、2025年にサーキットクイーンに選ばれたため、まだSUPER GTは見たことがないのだという。
「オートポリスは、スタッフの仲がすごくよくて、オフィシャル同士、オフィシャルと選手などが話すシーンもよく見かけます。ですので、そうした明るい雰囲気でSUPER GTのお客さんをお迎えすることができると思います(門坂さん)」
「オートポリスは標高800mの高さにあり、サーキットへ行く間の阿蘇の景観もすごくステキです。レース以外にも『うまかもんストリート』という飲食ブースが集まるエリアがあるので、楽しみながらレースを応援してほしいです(髙田さん)」
オートポリスの魅力をこのように語ってくれたおふたりは、ファンから「みゆちゃん」「蘭ちゃん」と下の名前で呼ばれることが多いという。第7戦に行った際は、ぜひサーキットクイーンの頑張る彼女達たちにも声援を送ってほしい。
チケットをゲットしてオートポリスへ!
さて、2日間に渡って多くのファンが来場したSUPER GT EXPERIENCE。ドライバートークショーにはキッズの姿も多く見られ、小学生以下を対象とした、マシン乗り込み体験という貴重なコンテンツももちろん大盛況。
会場にもち込まれたマシンはカーナンバー11 チームGAINERのGAINER TANAX Z(NISSAN FAIRLADY Z)とカーナンバー60 チームLM corsaのSyntium LMcorsa LC500(LEXUS LC500)の2台。なんと今シーズン走っている現行型の車両、つまりこのあと行われるオートポリスラウンドで走行するマシンそのものなのだ。自分が乗り込んだマシンがサーキットを激走する姿には、きっとキッズたちも感動するはず。
キッズライド以外の時間帯も、サーキットではまずあり得ないような至近距離でじっくりとマシンを観察できるチャンスとあって、多くの来場者が写真を撮ったり観察したりと夢中になっているのが印象的だった。
この2台がオートポリスでよりより結果を残せるよう、現地でぜひ応援してほしい!
加えてオフィシャルショップでは、さまざまなSUPER GTグッズを販売。とくに、オートポリスラウンドのツアーTシャツ、トラベルタグ、トラベルステッカーは先行販売され、ここでゲットすれば本番のオートポリスにアイテムを身につけた状態で来場できるという、ファンにとっては嬉しい計らい。
また、オートポリスブースではオフィシャルプログラム付きの前売り券販売なども行われた。チケット販売について聞くと「前売りは例年よりも売れています。とくに限定エリアに入れるなどの特典付きのチケットは完売しているものも出ていますね」とのことなので、第7戦は多くのファンで盛り上がること間違いナシだ!
この記事を読んで、「サーキットに行ってみようかな」と思った方は以下からチケットを入手して、ぜひオートポリスで観戦してほしい。とくにサーキットに行ったことがない方は、圧倒的な迫力と熱気に感動すること確実!
■SUPER GTサポーターズクラブ
会員限定割引価格や限定チケット販売などでお得!
大会概要
大会名称:2025 AUTOBACS SUPER GT Round7 AUTOPOLIS GT 3Hours RACE
開催日程:10月18日(土)公式予選/10月19日(日)決勝レース
開催サーキット:オートポリス(大分県日田市上津江町上野田1112-8)
スーパーオートバックス大野城御笠川店は洗車やアクセサリーが充実
さて、SUPER GT EXPERIENCEが開催されるスーパーオートバックスは、店舗ごとにさまざまな特色がある。そこで大野城御笠川店の店長、中原慶彦さんにお店の特徴を聞いてみた。
「九州のなかでもかなり多くのお客様にご来店いただいている店舗になると思います。アクセサリー関係や洗車用品など、多くの方が使用するアイテムの品揃えは充実しています」
SUPER GT EXPERIENCEの開催については、「普段こちらの店舗を利用されないような層のお客様にも、店舗を覗いていただけることが嬉しいですね」とのこと。
大野城御笠川店は、板金やクルマ販売など、幅広いサービスを展開しているお店。さらには「月に1台以上売れます」という小型電動モビリティなども扱っていて、コチラは試乗もできるというので興味のあるひとは注目!
この記事を読んでいただいた読者の皆さまにプレゼント!
SUPER GT EXPERIENCE会場でゲットしたオートポリスラウンドのポスター3枚に、三宅淳詞選手、山下健太選手の直筆サインをもらうことに成功したので抽選で3名にプレゼント!! 希望者は以下のリンクから応募フォームに必要事項を記入し、奮ってご応募を!
※当選は商品の発送を持ってかえさせていただきます。
※収集した個人情報について、商品発送やサービス実施、およびアフターサービスのために利用いたします。
※上記以外の目的で個人データを第三者へ提供することは致しません。
編集部が選ぶ!
あなたにおすすめの記事
-
【PR】【2025年最新】おすすめ車買取一括査定サイトランキング|メリット・デメリットも解説
-
「運転しやすいのは?」「体力的に辛いのは?」「コスト面は?」 スーパーGTのGT500と300の違いを参戦チーム&ドライバーに直撃した
-
「オネーサン」でバズったスーパーGT参戦チーム「BMW Team Studie」のドライバーに直撃! 新型車両「M4 GT3」ってどんなマシン?
-
「NSX-GTよりもストレートは速い」 スーパーGTに新規参戦するシビックタイプR-GTの開発陣&ドライバーを直撃した
-
「クルマを運転しているだけでしょ?」は大間違い! トップレーシングドライバーに「人間の能力」を直撃した
-
「スランプってなんですか?」 スランプの対処法をレーシングドライバーに直撃したら一般人じゃ考えられない「強メンタル」揃いだった