ニュルを知り尽くした「マンタイ」が開発した純正キット! ポルシェ911GT3を圧倒的に「速く」する「マンタイキット」の圧倒的なパフォーマンスとは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ポルシェのラインアップのなかでハイパフォーマンスな1台が911GT3だ

■911GT3向けにポルシェ系チューナーのマンタイレーシングがパーツを開発

■純正オプションパーツとして「マンタイキット」をリリースした

ついに日本でも解禁されたえげつないボディキット

 今も昔も、スポーツカーの王道といえば世界共通でやはりポルシェだろう。そのポルシェを象徴するクルマこそ、1964年から販売がスタートしたポルシェ911だ。このクルマはもはや語るまでもなく、世界のスポーツカーにおけるベンチマーク的存在であるのはもちろん、モータースポーツの世界でも数え切れないほどの成果を残している。現在販売されているモデルは992(マイナーチェンジにより厳密には992.2)と呼ばれる世代で、通算8代目となる。

 その911シリーズにおけるロードゴーイングモデルの代表格が、911GT3だ。500馬力以上の出力を誇る、自然吸気の4リッター6気筒水平対向エンジンを心臓部にもち、各所を軽量化。ボディ全体をコーディネートするド迫力のエクステリアパーツは、まさに公道を走るレーシングカーといった佇まい。公道走行はもちろん可能だが、主戦場をサーキットに置く、現ラインアップにおける究極の911の一角だ。なお、GT3の上位モデルとして、よりサーキット特化型のGT3RSというモデルもある(こちらも公道走行可)。ただし快適性を犠牲にした、かなり特殊なクルマである。

 さて、そんな911のラインアップにおいて、特別な1台である911GT3であるが、世界は広いもので、まだこの上のパフォーマンスを、このクルマに求めるユーザーというのが一定数存在する。それも、どこかのチューニングショップなどに預ければ叶いそうな内容でも、やはりそこはポルシェオーナーのプライドなのか、「ポルシェ純正でなんとかしてほしい」という声も少なくない。

 911GT3を買えるほどお金に余裕がある人たちがそれだけいうのであれば、ポルシェ本体も黙っていない。今回紹介する、日本での販売もついに決まった「911 GT3 マンタイキット」は、そんな911GT3をもう1ランクも2ランクも上のクルマにするための、まさにチート級のパーツキットである。

 と、キットを紹介する前に、「マンタイってなんだ?」という人へ向けて少し説明しよう。ここでいうマンタイというのは、ポルシェを得意とする、かのニュルブルクリンクをホームコースとするチューニングメーカー兼レーシングチームだ。ニュルブルクリンク24時間耐久レースでも輝かしい成績を残している1996年創立の比較的新しいメーカーだ。

 しかし、ポルシェがマンタイレーシングの51%にも及ぶ株式を所有するところからわかるように、このマンタイレーシングはポルシェ公認のチューナーという面ももつ。

 本題に戻ろう。今回、日本での販売が決まったこの「911 GT3 マンタイキット」は、文字どおり911GT3に組むアップグレードキットで、セット内容は「エアロ」「サスペンション」「ブレーキライン」「牽引フック(ベルト)」「ホイール」といった中身だ。

 主役であるエアロは、フロントバンパーのカナードやカーボン製リヤディフューザー、存在感抜群なカーボン製リヤウイングを装備する。これらは「エアロダイナミクス・パッケージ」と称されており、285km/hで540kgのダウンフォースを発生させるという、なかなかえげつないものになっている。もちろん開発にはマンタイレーシングが強くかかわっており、テストも当然ニュルブルクリンクで行われたものが、このパーツ群だ。

 また、リヤホイールには空力性能と冷却性能を高次元で両立した、カーボン製エアロディスクも備える。ひと昔前のグループCカーばりの装備だ。


この記事の画像ギャラリー

WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

編集者

愛車
ホンダ・シビックタイプR(EK9)/スズキ・ジムニー(JA11)
趣味
写真/ドライブ/サーキット走行/クルマ弄り/スノーボード/ダーツ/自転車/その他多数
好きな有名人
大泉 洋/織田裕二/篠原みなみ

新着情報