そんなSUPER GTでは今シーズン、とあるドライバーが注目されている。それが小山美姫だ。彼女は現在、SUPER GTにおける唯一の日本人女性ドライバーであり、2023年に50号車ANEST IWATA Racing with Arnageからスポット参戦した当時、女性としての参戦は2012年のシンディ・アレマン以来、じつに11年ぶりとなる久々の女性ドライバー登場であった。
小山は翌2024年に22号車R’QS MOTOR SPORTSからもスポット参戦しており、2025年からは現在のaprにてLC500h GTを駆る。2026年でSUPER GTにおいて4シーズン目を迎えており、新人から中堅へステップアップしている段階だ。そんな彼女は今シーズン、4月に行われた開幕戦でいきなり3位表彰台を獲得する上々な滑り出しを見せ、2025年シーズンで得た経験を早くも形に。しかし、彼女の快進撃はまだ終わらなかった。
ただ、2戦連続表彰台という飛躍には、少し心当たりがあったという。というのも、昨シーズン小山はSUPER GTフル参戦という経験と同時に、ブリヂストンタイヤをSUPER GTで初めて使ったシーズンだった(ANEST IWATA Racing with Arnage、R’QS MOTOR SPORTSはともにヨコハマタイヤ)。なので、ブリヂストンタイヤに対する適応と勉強を兼ねたシーズンでもあったのだ。その経験がこの2戦で生きてきたのかもしれないと振り返る。