100台を用意するもまたもや即完売! フランス発の巨大MPV「グランカングークルール」第2弾の中身

この記事をまとめると

■ルノーの商用車「カングー」は日本で人気が高い

■2026年2月に7人乗りの大型モデル「グランカングークルール」が日本で限定販売された

■第2弾モデルとして再び「グランカングークルール」が設定されたが即完売となった

ファン待望のモデルが再び登場

 日本では、イタリア・フランス車を「イタフラ車」なんて呼称している人が多い。やや趣味性の強い、個性的なクルマが多くラインアップしているのが、このカテゴリーに属するクルマの特徴でもある。しかし、そんな個性的なモデルが多く集まっているこのジャンルにおいて、1台だけ世界でも類を見ないほど日本で売れまくっている人気車種がある。それが、ルノーのMPV「カングー」である。

 欧州では配達業者や郵便局で使われている商用車で、現地の人にとってはとくに特別視するようなクルマではないのだが、これが初代モデルの国内導入以降、何故か日本で大ヒット。本国の社員もこれには一目置いているようで、このカングーには日本向けの特別車が過去に何台も設定されている。とくに特別な色を使っていることが多く、過去には「こんなにカラフルなカングーがあるのは日本だけです」と、本国の社員が我々メディアの前で語るほどであった。

 さて、そんなカングーであるが、欧州では2代目モデルから7人乗り仕様として、ベースモデルのカングーをストレッチして大人数が乗れるようにしたモデル、「グランカングー」を設定していた。しかしこのモデルは、日本に正規で入ってくることはなかった。ただ、3代目モデルから状況が一転。販売前に開催された日本最大級のカングーのイベント、「カングージャンボリー」でグランカングーが一般公開され、大きな話題になった。

 そんなグランカングーをこのたび、ルノージャポンは限定車という形で導入し、グランカングークルールとして設定。100台限定で販売した。ちなみに「クルール」とは、フランス語で「色」や「彩り」といった意味があり、通常のカングーにたまに設定される限定車と同じ名称が与えられている。

 なおグランカングーは、日本市場ではカタログモデルとして現在は通常販売されておらず、第1弾は2026年2月に販売し早々に完売、今回のモデルは日本導入第2弾となっていた。

 では、いったいどんなクルマなのか。今回のグランカングークルールはズバリ、「欧州の商用車と同じ色」をまとったのが特徴だ。このたび設定されたのは2色で、1台はフランスの郵便局で使われていた鮮やかな黄色「ジョンラ・ポスト」を再現したモデル。

 もう1台は19世紀のパリの景観統一政策の流れを受け継ぎ、深い緑色に塗られたパリ市内のキオスク(新聞スタンド)や公園のベンチの色をイメージした緑色(ヴェール パリ)をまとったモデルだ。

 それぞれ50台ずつの設定で用意されており、2026年5月14〜24日まで抽選を受け付け、販売台数以内の応募であれば先着順での販売となっていた。

 しかしそこは熱狂的なカングーファンが多い日本。抽選期間が終了して数日だが、すでに完売するという大盛況っぷりであったそうだ。ちなみに価格は469万円であった。

 なお、専用機能(装備)として以下の内容が、今回のグランカングークルールに与えられていた。

・ 3列・独立7シート:前後スライド、折り畳み(2・3列目)、取り外し(2・3列目)機能
・ ダブルバックドア
・ ブラックバンパー
・ エクステンデッドグリップ
・ 16インチオールシーズンタイヤ(ミシュラン クロスクライメート/16インチスチールホイール+ホイールカバー)
・ ロールアップ式トノカバー
・ 10インチデジタルインストゥルメントパネル
・ 8インチ マルチメディアEASY LINK(スマートフォン用ミラーリング機能)
・ ファブリック×レザー調コンビシート  

 カングーファンたちにとって、カングーが現地で商用車として使われているのはもはや基礎知識。その本場のDNAを受け継ぐモデルとなれば、愛車に迎え入れたいと思うのも当然だろう。それにグランカングーは、日本では通常販売されていないだけに、「待ってました!」となった人も多かったはず。

 この好調っぷりでは、第3弾以降も用意されることが濃厚なので、気になった人は最新情報をこまめにチェックすることをオススメする。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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