この記事をまとめると
■STIチームはこれまでのニュル24時間レースで「NBRカレー」を振る舞ってきた
■2026年は諸事情によりNBRカレーが振る舞われなかった
■代わりに振る舞われたのはホカホカのおにぎりときゅうりの浅漬けだった
ニュルではカレーが振る舞われるのが恒例だったが……
日本のファンのみなさんにとっては、ニュルといえばSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)のNBRチャレンジを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
STIのニュルといえば、レース中にチームのみなさんに振る舞われるカレーを再現したレトルトカレー「NBR記念チャレンジカレー」が2018年に発売されたほどにニュル24時間レースのレース飯としても有名になりましたね!
STIの「NBR記念チャレンジカレー」画像はこちら
日本で応援されるファンが現地でチームの一員になった気分に浸れるあのレトルトカレーはいまも再販を求めるファンも多いとききます。STIレシピを参考にカレーを作って食べながらYoutubeでレースを観戦された方もおられたのではないでしょうか。チームのみなさんだけではなく、ファンのみなさんからも大人気のカレーは、今年は残念ながら諸事情でおやすみだとか……。
24時間レースといっても、チーム関係者は決勝日の午前中からサーキット入りして決勝へ向けての準備を開始し、レース後も車両保管や撤収作業がありますので、ホテルに戻れるのは夜遅くなってからで、24時間レース+10数時間の不眠不休状態が続くというのが24時間レースの実状です。
決勝日の昼食と夕食は地元の業者さんへケータリングを発注されていますが、24時間レース中は働き詰め。レースは体力勝負ですから、当然ながら寝ずに作業を続けますので、深夜にもお腹が空きますよね。
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STIの広報宣伝部のみなさんも、レースウィーク中にはゆっくり休む間もなくニュルの広い敷地を往復しながらチームや選手のサポートやメディア対応を超多忙にこなしておられるのですが、例年はその合間にチームのみなさんのお夜食のカレーを手際よく作っておられていた様子を毎年のように私はいつも間近で見学させていただいていたのですが、その超人ぶりに驚くばかりでした。
広報宣伝部の渾身のカレー、そしてチームのみなさんの心とお腹を満たすカレーにはさまざな想いが込められ、『チームの結束』もしっかりと溶け込んでいました。昨年は広報宣伝部の篠田部長がそのカレー大使となられ、恐らくこのSTIのNBRプロジェクト史上初となる男性スタッフの作ったカレーが登場しました。篠田部長は日頃からお料理が趣味という厨房男子とあり、包丁さばきもおてのものでした。
昨年のスバルのチャレンジカレー画像はこちら
カレーは材料が同じでも作り手によって味も見た目も変わり、それもおいしさや楽しみのひとつとなりますよね。
深夜や明け方の凍えそうな寒いニュルで、作業の合間に仲間とともに食べるそのカレーの味は格別だったことでしょう。強い緊張が続く現場です。異国の地で熱々のカレーを頬張ると、厳しい現場でも、そのときだけは緊張からの解放と安堵でとてもステキな笑顔でした。辰己英治元総監督も長年STIのニュルカレーを召し上がって厳しい現場を乗り切った方のおひとりで、明け方の作業の合間においしそうにカレーを頬張るお顔は忘れることができない思い出です。