この記事をまとめると
■WRXとBRZの米国上陸を記念した北米限定モデルが登場
■初代モデルのシャシーコードを車名に冠し専用装備で歴史を振り返る
■いずれも6速MTのみを設定し走りを重視した記念車に仕上げた
初代への敬意を込めた北米専用モデル
日本のスバリストにとっては、複雑な気もちになる記事かもしれない。これから紹介する2台は、残念ながら日本での発売予定はない、北米市場限定の記念モデルだ。
米国スバルが、「WRX」「BRZ」の記念限定モデル「WRX GD25」「BRZ ZC15」を発表した。いずれも米国市場での発売からの節目を祝うモデルで、車名には両車が米国に初上陸した際のシャシーコードがそのまま冠されている。WRX GD25が限定350台、BRZ ZC15が限定300台というアナウンスで、2026年中に予約を受け付け、納車はWRXが2027年夏、BRZが2027年初頭を予定する。
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「WRX GD25」は、2002年に米国へ初めて上陸した初代WRX(シャシーコード「GD」)へのオマージュだ。ボディカラーはワールドラリーブルー専用とし、ゴールド塗装の19インチアルミホイールや、ゴールドキャリパーを組み合わせたブレンボ製ブレーキ、タイヤにはブリヂストン・ポテンザ S007を採用する。
リヤには、トラビス・パストラーナ選手が駆るラリーカー「WRX ARA25L」と同じ部品である、STI製のドライカーボン製スワンネックリヤウイングを装着した。ボンネット下にはフレキシブルタワーバーを追加して剛性を高め、専用チューニングのサスペンションは硬めのスプリングと専用ダンパー設定を組み合わせ、より安定感のあるコーナリングを狙う。
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パワーユニットは271馬力を発生する2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンで、伝統のシンメトリカルAWDと組み合わされる。インテリアには黒のウルトラスウェード×レッドステッチを施した専用デザインのRECAROシートと、STI製シフトノブを採用。トランスミッションは6速MT(STIショートシフター付)のみの設定で、ボディカラーもWRブルーマイカのみの設定となる。
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「BRZ ZC15」は、2012年に登場した初代BRZ(シャシーコード「ZC」)へのオマージュとなるモデルだ。ボディカラーはZC15専用の「セラミックホワイト」とし、マットブロンズのホイールやゴールド塗装のブレンボ製キャリパー、サイドシル付近の専用ブロンズデカールを組み合わせる。この白×ブロンズの配色は、2020年の「BRZ tS」で採用された配色へのオマージュだという。リヤにはブラックのデックリッドスポイラーを、ボンネット下にはフレキシブルVバーを装備する。
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パワートレインは2.4リッター・228馬力のFA24エンジンに6速MTのみを組み合わせ、後輪を駆動する。インテリアはブラックレザーにボルドーレッドのインサートを組み合わせたBRZシリーズ専用の仕立てとし、STI製アルミ&レザー仕上げのショートシフター近くには「ZC15」記念プレートをあしらうなど、随所に専用性をもたせている。
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詳細な仕様や価格については、発売時期が近づいた段階で改めて発表されるという。米国の走り好きたちにとって、記念すべき節目を飾るにふさわしい2台といえそうだ。