この記事をまとめると ■フィアットからコンパクトSUV「グランデパンダ 」がデビュー
■独特のデザインをもちコンパクトな車体ながらユーティリティも高い
■マイルドハイブリッドの走りと独自の世界観で日常を楽しめる1台だ
あの名車が大きくなって帰ってきた 11月7日の発売に先駆け、フィアット から新型コンパクトSUV『FIAT Grande Panda Hybrid(フィアット グランデ パンダ ハイブリッド)』の試乗会が開催されました。試乗したのは上級グレードのLa Prima。デザイン、使い勝手、走り、そしてブランドが大切にする世界観までをじっくり体感してきました。
フィアット・グランデ パンダ 画像はこちら
見た目のパンダらしさ エクステリアデザインは、ひと目見たら忘れられないかもしれません。国産車ではあまり見かけない、思い切ったデザイン。フロントフェイスはブラックグロス仕上げのグリルからヘッドライトへと連続するスクエアモチーフで構成され、デジタル画像を思わせるピクセルデザインが施されています。このグラフィックは1980年代のデジタルカルチャーやレトロゲームからヒントを得ているとのこと。フィアットのロゴも中央ではなくあえてアシンメトリーに配置され、アクセントとなっています。
フィアット・グランデ パンダ フロントマスク 画像はこちら
ドア下部には『PANDA』のレタリングがボディパネルに直接プレス加工されており、初代『Panda 4×4』が築いたタフなイメージを受け継いでいます。Cピラーには見る角度で絵柄が変化するレンチキュラーグラフィックまで採用されています。
フィアット・グランデ パンダ サイドレリーフ 画像はこちら
広くて賢い室内 試乗して驚いたのが、室内の広さです。全長4010mm、全幅1765mm、全高1630mm(受注生産のグレード:ICONは全高1585mm)というコンパクトなボディながら、スクエアなボディ形状と2540mmのホイールベース、天井の高さを活かし、前後席ともにゆとりある空間を実現しています。身長175cmの筆者が運転席でシートポジションを合わせた状態のまま後席に座ってみても、頭をぶつけることもなく、足もとにも十分な余裕がありました。
フィアット・グランデ パンダ フロントシート 画像はこちら
収納面も充実しています。ダッシュボード上部と下部のグローブボックス、オープンシェルフなど、車内各所に合計13リットルもの収納スペースが用意されており、スマートフォンや小物を整理できます。荷室容量は通常時412リットル、後席を倒せば最大1366リットルまで拡大可能。スクエアな荷室形状のおかげで荷物も積みやすく、日々の買い物からアウトドアまで幅広く対応してくれそうです。
フィアット・グランデ パンダ ラゲッジルーム 画像はこちら
インテリアのデザインには、昔フィアットの工場だったリンゴットの屋上テストコースをモチーフにしたオーバル形状、通称『リンゴットサークル』があしらわれ、直線的な外装との対比で柔らかな奥行きを生んでいます。デジタルメーター内には初代『Panda』のシルエットが走る演出まであります。
上級グレードのLa Primaには、ダッシュボードに天然竹繊維を約33%配合した『BAMBOX Bamboo Fiber Tex®(バンボックス・バンブー・ファイバー・テックス)』が採用されています。『パンダ』といえば『笹』や『竹』を思い浮かべる人も多いはず。素材選びにまでそんな遊び心を忍ばせているあたり、イタリア車らしい。
フィアット・グランデ パンダ インテリア 画像はこちら