日本でもっとも売れている外国メーカーのミドルサイズSUVが電気自動車に進化! 最新「electric GLC」は913万円から日本上陸

この記事をまとめると

■メルセデス・ベンツ「electric GLC」が国内発表

■2種類のパワートレインが設定され先進装備や充実した保証も用意

■補助金や充電サービスなどの購入支援も充実している

39.1インチの巨大スクリーンを採用

 10月28日、メルセデス・ベンツ日本がGLCとして初のBEVモデル「electric GLC」を発表した。

 発表会に登壇した社長兼CEOのゲルティンガー剛氏は、GLCを「SUVラインアップの中心を担う重要なモデル」と位置づける。GLCは2025年に外国メーカー車のミドルサイズSUVとして年間登録台数の首位を獲得するなど、日本でもっとも選ばれているメルセデスなのだ。そのGLCに初めて加わったEVについて、同氏は「単にパワートレインを電動化したモデルではない」と強調。電動化でGLCらしさを変えたのではなく、GLCの価値を広げて新しい選択肢を用意したと説明した。

 外観の最大のハイライトは、300SELなど歴代モデルのグリルを受け継ぎ進化させたというフロントグリルだろう。942個ものバックライト付きドットで構成されたイルミネーテッドパネルは、アニメーション表示にも対応する。

 室内では、オプション設定となる幅約1m・8K相当の39.1インチ「MBUXハイパースクリーン」がやはり注目だろう。メルセデス独自の「MB.OS」を搭載し、複数のAIを統合したバーチャルアシスタントのような実用機能だけでなく、「水族館」や「キャンプファイアー」といったエンターテイメントモードも用意される。

 グレードは2種類の構成となり、「GLC 250 electric」はリヤ1モーター構成で354馬力/505Nm、「GLC 300 4MATIC electric」はフロントを加えた2モーターで421馬力/800Nmを発生する。

 プラットフォームには、EV専用の「MB.EA-M」を採用。両モデルとも85.5kWhのバッテリー容量で、一充電航続距離は250 electricが642km、300 4MATIC electricが618km。急速充電は最大100kWのCHAdeMOに対応し、10%から80%まで45分、30分で10%から58%まで充電可能となっている。また、オプションのリヤアクスルステアリング装着車では、ミドルサイズSUVながら最小回転半径が約5.2mと取りまわしにも優れ、Sクラス譲りのエアマチックサスペンションもオプションで選ぶことができる。

 税込価格は、GLC 250 electricが913万円、GLC 300 4MATIC electricが957万円。気になるクリーンエネルギー自動車導入促進補助金は、250 electricで98万円、300 4MATIC electricで78.4万円が適用可能だ。

 購入サポートの手厚さにも注目したい。保証プログラム「EQケア」は、新車購入から5年間または10万kmのいずれか早いほうまで、一般保証修理と定期メンテナンス、24時間ツーリングサポートが無償。高電圧バッテリーは8年または16万km以内で、診断でバッテリー残容量が70%に満たない場合に保証される。充電サービス「Mercedes-Benz Charge」では、全国約2万6900口の提携充電器が使用可能で、申し込みから1年間は月額基本料金と充電料金が無料になる。

 さらに日本国内での商品展開についてゲルティンガー氏は、2026年度内には新型GLBのデビューも控えており、次年度以降もさらにラインアップを拡充してゆくとした。メルセデス・ベンツの動きから目が離せなくなりそうだ。


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