【試乗】SUVへ生まれ変わった逆輸入車スズキ・エスクードの実力とは?

オンの走りは欧州車的、オフの走破性も本格的に進化

スズキ・エスクードに新型が登場した。この新型は本格的なオフローダーと都会的なクロスオーバー中間に位置するモデルとしてデザインされた。そのコンセプトが発せられたのは2013年9月の独・フランクフルトモーターショーでのことだ。_M5_4091

  

 その後、東欧のハンガリーにあるスズキの子会社「マジャールスズキ」での生産が決定され、2015年1月よりラインオフ。

_M5_4100世界中に輸出されている。日本もその輸出対象国のひとつであり、新型エスクードは逆輸入車ということになるのだ。新型といっても従来のエスクードも併売されていくというから、選択肢が広がり歓迎されそうだ。新型が搭載するエンジンは1.6リッターNA。可変バルブ機構を備えるM16A型だ。その出力スペックは最高出力117psを6000rpmで発生し、最大トルクは151Nmを4400rpmで発揮する。これに日本仕様のスズキとして初となる6速ATを組み合わせ、新開発の4輪制御システム「ALLGRIP」による4WDとしてパワートレインを構成している。

 前輪駆動FFモデルもラインアップされているが、今回は4WD車を紹介する。
車体デザインはスクエアですっきりした見晴らし性のよいもので、デパーチャーアングル28.2度、アプロチアングル18.2度、ランプブレークオーバーアングル17.7度といずれも大きく取られ、185mmのロードクリアランスと相まって、本格的なオフロード走破性を備えてもいる。オフロードへ入り込むと、この走破性はじつに心強くまたロックモードと新型専用の悪路脱出用ブレーキ制御とが効果的に作動。かなりの冒険ができる。

_M7_8506_

 一方、オンロードでの乗り心地や質感も欧州車的で、しっかりとした剛性感としなやかなダンパーストロークで支えられており、好印象だ。唯一残念なのは動力性能で、とくに山岳地の標高が高いエリアでは、NAゆえの弱さが露呈してしまう。今後もしターボモデルが追加されれば、魅力はさらに増しそうだ。

安心の4WDで出かけよう!

車名エスクード
グレード4WD
全長×全幅×全高 (mm)4175×1775×1610
ホイールベース (mm)2500
車両重量 (kg)1210
パワーユニットタイプ直列4気筒DOHC
排気量 (cc)1586
最高出力 (ps/rpm)117/6000
最大トルク (Nm/rpm)151/4400
駆動方式4WD
トランスミッション6速AT
JC08モード燃費 (km/L)18.2
価格 (万円・税込)234.36

 [関連記事]

[エコカー選び]人気ハイブリット中古車の魅力と誘惑

軽自動車の人気スポーツ「アルトワークス」が15年振りに復活!

[ライバル比較]軽自動車の個性派ハスラーとキャストのガチンコ対決!


新着情報