ミック・シューマッハが雨のレースを制して世界に勝ち名乗り！
いまなお自宅で昏睡状態中と言われている7度の世界タイトルを獲得したＦ１のレジェンド、ミハエル・シューマッハ（アルプスでスキーの最中に転倒して頭部を損傷）の息子である今年17歳のミック・シューマッハーは、土曜日にイタリアのミサノサーキットで行われたイタリアF4のデビューレースで、幸先のいい2連勝を飾った。
２レース行われたうちの1番目のレースでは、グリッドの2番目からスタート。土砂降りの雨の中のレースとなったが、そんな厳しいコンデションの中でミック・シューマッハは、マシンをねじ伏せるように見事なマシンコントロールをみせて勝利を手中にした。
ミック・シューマッハは、今年、ドイツとイタリアのＦ４選手権に参戦する予定で、２年目となるドイツでは、名門チームであるプレマ・パワーチームから参戦する。イタリアで快勝した勢いをそのままにドイツのレースに挑む形となる。ドイツのオスカーズレーベンで行われるF4の開幕戦に参戦するためすぐにイタリアを飛び立ち、彼の母国であるドイツに向かう。
ミック・シューマッハは、４輪レースのデビューイヤーとなった2015年のドイツのＦ４選手権では、１勝を挙げたもののランキングは10位でシリーズ終えている。しかしイタリアで見事に勝利を遂げ、帝王の血筋を遺憾なく発揮し、聴衆を魅了したミックに、いたるところから賞賛の声が上がっている。
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