King of Nationsドリフト選手権日本ラウンド終了! 斎藤太吾が日光戦を制す

King of Nationsドリフト選手権日本ラウンド終了! 斎藤太吾が日光戦を制す

土屋圭市監修の世界的ドリフト大会が日本で開催

 7月2日、3日には福島県にあるエビス・サーキットで、そして翌週の7月9日、10日は栃木県にある日光サーキットで、キング・オブ・ネーションズ第4戦・第5戦、およびキング・オブ・アジア・ドリフト・プロ・シリーズ第3戦・第4戦が行なわれた。

KingofNations4_002キング・オブ・ネーションズは、アラブ首長国連邦、マレーシア、タイ、日本、そしてこの後にブラジル(10月22日、23日)で開催。また、そのほかにエキシビションで、スペイン、オーストリア、オーストラリア、メキシコなど世界各地を巡って開催されるドリフト・イベントだ。

KingofNations5_010キング・オブ・ネーションズを監修するのはドリキンこと土屋圭市さん。昨年日本では日光サーキットでエキシビションという形で開催されているが、今シーズンより、シリーズ戦に組み込まれるようになった。

KingofNations4_001エビス戦では中村直樹選手が97.12点で予選トップ通過。続く2番手には90点で斎藤太吾選手が通過するなど日本勢の活躍が期待された。しかし日曜の決勝日は天候が不安定となり、コースに慣れてレベルが安定してきた外国人勢に逆に差をつけられてしまう形となり、日本勢は苦戦を強いられた。

 そのなかでも、斎藤太吾選手が2位。そして箕輪慎治選手が3位に入る健闘ぶりを見せている。優勝はシリーズ・ポイントランキング3番手(アジアでは2番手)のエマニュアル・アマンディオ選手であった。

KingofNations5_001そして今回、表彰台に立った2名の日本人ドライバー以外にも、数多くの日本人ドリフターが海外勢を迎え撃つ形で日光へ集まった。エントリー数はなんと40台! エビス戦の倍近いエントリーを集めての開催となったのだ。

KingofNations5_003土曜日に開催された予選セッションは天候が崩れていく状況で行なわれた。後半に出走した選手には若干不利な状況だったがこれもまたレースである。予選の結果は、豪快な走りを魅せるマイケル・プロセニック選手が92点でトップ通過。土屋圭市さんはこのプロセニック選手を「(斎藤)太吾みたいな走りをする」と絶賛。この日最高速122km/hをマークした川井謙太郎選手が88.42点で、予選2番手となった。3番手にはアンドリュー・グレイ選手(87.41点)が入っている。

KingofNations5_002決勝日は快晴の好天に恵まれた。この世界クラスの戦いをひと目見ようと、朝から非常に多くの観客が詰めかけた。コースの実況は英語そして日本語でアナウンスされる。もちろんパドックの雰囲気も異なる。

KingofNations5_008決勝は翌日曜日の12時過ぎ、ベスト32の追走トーナメントからスタートした。コースは最終コーナーからスタートし、1コーナーから6コーナーの脱出まで。左コーナーが続き、3-4コーナーで切り返し、高速の右コーナーさらに右へと回り込んでいくコース取りだ。

 D1ドライバーでドリフトマッスル2016開幕戦ウイナーであり、このキング・オブ・アジア第3戦エビス2位の箕輪慎治選手とドリフト侍選手がベスト32で対戦。まさかの箕輪選手のプッシングで箕輪選手が敗退。前田 翼選手は何度もサドンデスが繰り広げられていたり、予選トップ通過のマイケル・プロセニック選手はベスト4まで進出したもののマシントラブルで準決勝に進出できず、と波乱続出。

KingofNations5_004しかし結局は、斎藤選手の横綱相撲といった結果となった。斎藤選手も「前回のエビスでは当たってしまったんですが、今回はなにもなく無事に勝てました」とコメント。土屋圭市さんも「今日は太吾楽勝だったね。賞金稼いで帰ったよ」と苦笑い。

KingofNations5_0062位には、非力なマシンで勝ち上がった安藤 塁選手。「チームのみんなに助けてもらって何とかここまで来ました」と1戦1戦を大事に戦ってなんとか勝ち上がって「いつのまにかここにいた」といった感じだ。アマンディオ選手は準決勝不戦勝で3位に収まった。

KingofNations5_007この日光での第4戦ファイナル(獲得ポイントは2倍)をもって今シーズンのキング・オブ・アジア・ドリフト・プロ・シリーズのほうは終了となる。そのため、今回シーズンランカーの表彰式も行なわれた。

 シリーズを制し、タイトルを獲得したのは、マイケル・プロセニック選手。2位にエマニュアル・アマンディオ選手。そして3位に第4戦を制した斎藤太吾選手が入った。

 キング・オブ・ネーションズのシリーズはこの後、最終戦となる第6戦、ブラジル(10月22日23日)で開催となる。

 (写真:青山義明)

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