3年連続SUVで販売台数1位の「ホンダ・ヴェゼル」「トヨタC-HR」登場で2017年は危うい!? (2/2ページ)

ライバルC-HR登場で2017年はさらなる魅力のアップが重要だろう

 しかし、そのヴェゼルにも強力なライバルが現れた。それがトヨタC-HRだ。1.2リッターターボと1.8リッターハイブリッドというパワートレイン、アグレッシブなスタイリングはヴェゼルの牙城を崩すポテンシャルを持っているようにも見える。

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 実際、2016年12月の月間販売台数を見ると、ヴェゼルが4907台、C-HRが4654台と僅差の勝負になっている。

 とはいえ、ヴェゼルの価格帯はガソリンエンジン車で192万円~239万円、ハイブリッドで227万円~288万6000円。

 対するC-HRは1.2リッターターボ車が251万6400円~277万5600円、ハイブリッド車が264万6000円~290万5200円となっている。

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 この価格差を考えると、ヴェゼルは優位に見えるが、SUVナンバーワンを守るにはこれまで同様に2017年にもマイナーチェンジによる商品力アップは必須といえるだろう。

※販売台数の数字はいずれも日本自動車販売協会連合会調べ


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

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