【噂の真相】ヘルメットが「生もの」って本当? (2/2ページ)

落としても大丈夫な場合もあるのでメーカーの点検などを利用する

 一方、ヘルメットを誤って手から地面(アスファルト)に落したぐらいでは、通常、安全性能には影響がない。心配なら、一度メーカーに送って、点検してもらうといいだろう(アライヘルメットの場合、検査料は無料。送料のみユーザー負担)。

 また、内装交換なども可能だが、費用もそれなりにかかるので、内装の痛みが気になるまで使用したら、思い切って新品に交換した方がいい。

 そういう意味で、少しでも清潔でフレッシュな内装を維持するためにも、ヘルメット着用時には、フェイスマスクを被ることをおすすめする。当然、中古のヘルメットはどのような使用環境だったかわからないし、衛生的にも? なので、避けたいところ。

 高価なものなので、キズなどがなければ交換には抵抗があるかもしれないが、頭部の安全を守る重要なツールなので、内装がヘタってきたり、サイズが合わなくなってきたら(大人でも、頭の大きさが変わることがある)、交換時期だと考えよう。古いヘルメットは、部屋にオブジェとして飾っておけばいいのでは……。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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