4ドアのオーテックバージョンや400馬力のニスモ400Rなども登場
モータースポーツでは、1995年のルマン24時間レースで10位、1996年には15位でフィニッシュ。全日本GT選手権では1998年にシリーズタイトルを獲得。
![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2017/04/95LM-02-680x451.jpg)
1996年5月には、ルマン参戦記念として、専用色「チャンピオンブルー」でペイントされた「LMリミテッド」が期間限定の特別仕様車として販売。![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2017/04/IMG_3781-680x510.jpg)
1998年には、スカイライン生誕40周年を記念して、4ドアのGT-R=オーテックバージョン40th ANNIVERSARYも登場。GT-Rの開発テストドライバーで、現代の名工にも選ばれた、加藤博義氏の愛車としても知られている。![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2017/04/a0fca7de17ab38c8d1418d8bb1578208-680x456.jpg)
その他、ルマン出場のためのホモロゲーションをクリアするために、たった1台だけ製作された、「NISMO GT-R LM」や、NISMOが作った400馬力仕様のコンプリートカー「400R」(44台限定。1200万円)なども、R33GT-Rのバリエーションで記憶に残る1台だ。![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2017/04/400R-680x455.jpg)
このように、機械的には大幅に進化した1台であったが、人気の面では現役時代も、中古車になってからも盛り上がりに欠け(主にスタイリングが不評。モータースポーツとの関連性も弱かった)、総生産台数は、R32GT-Rの半数にも満たない、16,520台に留まり、1998年に生産終了。翌年、R34GT-Rにバトンタッチをして、その役目を終えた……。