アストンマーティンが「エンジンのない」超小型マシンを発表!

モチーフはル・マンでクラス優勝したV8ヴァンテージGTE

イギリスの名門アストンマーティン・レーシングが2017年7月7日、ロンドンで開催された「レッドブル・ソープ・ボックスレース」でスペシャルモデルを発表した。発表されたモデルは、なんと、2017年のルマン24時間でクラス優勝を果たしたV8ヴァンテージGTEのミニチュア・バージョンだ!レッドブル・ソープ・ボックスレース

レッドブル・ソープ・ボックスレースは、動力を持たない手作りカートで障害物のある坂道を全開で下るレースとしてここ数年日本でも人気のある競技だ。かつて実車でヒルクライム・レース用に設計をしていた経験もあり、そのノウハウを注ぎ込んでいる。

アストンマーティン・レーシング社長デイビッド・キングさんは「残念ながらV8や12エンジンのサウンドを愛する方々にはあまり良いニュースではありませんが、今回のレースでは、もっとも静かなパワーソースが搭載されます」

「このマシンはアストンマーティンがデザインとエンジニアリングを担当し、アストンマーティン・ワークスによって製造されています。もっとも残念なのは次の世界選手権が控えているため、このレースにオフィシャル・ドライバーを投入することが出来ないことです」とコメントしている。

たしかにプロレーシングドライバーによるソープカーのドライビングが見られないのは残念だが、それでも走っている姿を見てみたいものだ。 


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