ハイブリッド車はバッテリーが上がったクルマの救援ができないって本当? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■バッテリーが上がった際、他車の救援によって指導させることができる

■しかしハイブリッド車で救援を行うのは厳禁だ

■その理由について、トヨタのお客様相談センターに確認した内容を含めて解説する

車種によってはハイブリッドシステムが故障するので厳禁

 冬はバッテリーが弱り、過放電が起こりやすい季節。JAFの2016年年末〜2017年年始のロードサービス救援依頼内容を見ても、一般道では、過放電バッテリーが第1位(1万4647件全体の37.89%)。出かけようと思って、エンジンをかけようとしたらスターターが弱々しくしか回らない……。

バッテリー上がり

 こんなピンチでも、ブースターケーブルがあれば、JAFのお世話にならなくても何とかなるはずだが、救援を頼もうと思った友人、知人、近所の人がハイブリッド車だとすると、救援してもらえないということをご存じだろうか?

 ハイブリッド車には高電圧(200V以上)の駆動用バッテリーと、12Vの補機用バッテリーがある。この補機用バッテリーと故障車のバッテリーを、ブースターケーブルでつなげれば救援できるような気がするが、ハイブリッド車で他車のバッテリー上がりを救援するのは、厳禁とされる。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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