イケてるオヤジはコレに乗れ! 100万円で買えるチョイ悪が似合う中古輸入車3選

総額100万円でイケてる輸入車

 ちょっと悪そうな雰囲気がカッコいいとされる「チョイ悪オヤジ」。そんなチョイ悪オヤジたちも最近ではミニバンに流れているようではあるが、やはり人とはちょっと違うテイストのクルマに乗っていてもらいたいという勝手な願望から、今回は100万円程度の予算で狙えるイカした中古車をピックアップしてみた。価格帯的にトラブルが発生する可能性も否めない車種とはなってしまうが、そこは(クルマの調子が)チョイ悪ということで大目に見て頂きたいところだ。

1)アルファロメオ159

 とりあえず「イタリアの自動車メーカーのセダン」と言いたい人にぜひオススメしたいのがアルファロメオ159だ。先代モデルとなる156よりも大幅に大型化されたボディサイズは、高級感もバツグン。本来はミドルクラスのセダンではあるが、そんなことはマニアにしか分からないポイントだろう。

 アルファロメオの歴史と伝統の盾型グリルを中心に、ジョルジェット・ジウジアーロが手掛けたブレラ顔のインパクトは絶大。ボディカラーも定番の赤はもちろん、彫りの深さが強調される黒も似合いそうだ。内装もレザーシートの個体が多く、高級感という意味では間違いない選択と言える。

 そんな159は100万円どころか50万円前後から狙うことができる。安い個体を買ってガッツリ整備してから乗るというのもアリだろう。

2)アウディA8(2代目)

 メルセデスベンツやBMWはメジャーすぎる、と人とはちょっと違うクルマを狙いたいチョイ悪オヤジにオススメしたいのが、こちらのアウディA8だ。言うまでもなくアウディのフラッグシップセダンであり、搭載されるエンジンも3.2リッターV6から6リッターV12まで多岐に渡っている。

 そんなアウディA8と言えば、映画「トランスポーター」でジェイソン・ステイサム演じるフランク・マーティンの愛車としても知られた存在だ。黒のアウディA8にスーツで乗り込めば、気分はもうステイサム。薄くなった頭髪も気にならないだろう。

 気になるアウディA8の中古車だが、こちらもなんと総額100万円で狙うことができてしまう。4.2リッターの台数が多いが、中にはV12の個体もこの価格で見つけることができる。

3)キャデラック・セビル(最終型)

 やっぱりチョイ悪ならアメ車っしょ! という人にオススメしたいのが、キャデラック・セビル。やはりアメ車と言ったらキャデラックというイメージは強大なはず。もちろん、アメ車らしい余裕溢れるボディサイズと室内空間は同乗者にも好評を得ることができるだろう。

 ちなみにセビルはキャデラック車として初めて右ハンドルモデルが設定された車種であり、日本に正規導入された個体は日本人向けに細部がチューニングし直されているので、初めての輸入車という初心者チョイ悪オヤジにも安心だ。もちろん、アメ車だったらダリハンという人向けに左ハンドル仕様も正規輸入されているのでご心配なく。

 残念ながらセビルの中古車のタマ数はそれほど多くないものの、価格帯で言うと高いものでも100万以内といった状態。そのため、100万円の予算でかなり良い個体が狙えるのが嬉しいポイントだろう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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