サビ対策のつもりが逆効果? クルマのステンレスボルトへの交換に潜む罠 (1/2ページ)

サビ対策のつもりが逆効果? クルマのステンレスボルトへの交換に潜む罠

この記事をまとめると

◼︎ステンレスは錆びずらいが、くっ付く素材が違うと逆効果となる場合も

◼︎電蝕が起こると鉄がボロボロになる可能性がある

◼︎メッキの質などによっても相性があるので適材適所を頭に入れた上で作業しよう

錆びさせないための対策が逆効果になることも

 サビというのはクルマにとって大敵。ユーザーとしてもできるだけ防いでやりたいものだが、もしかしたらよかれと思ったことでサビを増殖させているのかもしれないのだ。

 自分でメンテをしたり、用品を取り付けたりするのが好きな方と話していると、ホームセンターに買いに行って、「サビないようにステンレスのボルトにしました」と言われることがある。アマチュアレストアラーからも同様のことを聞くことがあるし、確かにホームセンターのネジ売り場に行くと、ステンレス製がメインになっていることがある。実際、ステンレスは非常にサビにくいので、いいようにも思える。

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 しかし、鉄が主であるクルマにステンレスのボルトやナットを使うと逆にサビやすくなってしまうのだ。それが電食(電蝕)と呼ばれる現象。理屈としては難しいので割愛するが、イオン化傾向とか電位差といったことが関係する。つまりステンレスと鉄の間に電位差ができて、鉄がボロボロに腐食してしまうのだ。だからよかれと思って、せっせとステンレス製のボルトやナットにするのは逆効果。サビを防ぐためには鉄製がいいし、腐食防止にはメッキの質が高いものを選ぶのが一番。ステンレスボルト画像はこちら

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