トレッドパターンはそのままに最新技術も投入! ミシュランがクラシックカー向けタイヤを復刻

当時のデザインなどを踏襲しながら最新技術も投入

 日本ミシュランタイヤは5月21日、クラシックカー用タイヤ「MICHELIN MXV3-A」を発売した。サイズは14インチの2サイズで、価格はオープン。

 MICHELIN MXV3-Aはもともと1992年から国内で販売されていたもの。初年度登録から約15〜30年を迎える1980年代〜1990年代前半に発売された、ヤングタイマー世代と呼ばれる当時のハイパフォーマンスラグジュアリーカー向けに開発されたものだ。

 クラシックカータイヤの担当者によると、「ここ数年、海外を含め日本においてもクラシックカーへの人気が高まっている」という。そのため、ミシュランではさまざまなクルマに装着可能なクラシックカー向けのタイヤを取り揃えていく。

 タイヤサイズやトレッドパターン、扁平率を当時のモデルのまま再現することで、当時の乗り味を楽しむことができるからだ。こうしたユーザーニーズに応えるタイヤを提供することで、より多くのクラシックカーファンに走る楽しさと安全を提供できるとしている。

 今回発売するタイヤサイズは195/60R14 TL 86Vと195/65R14 TL 89Vの2サイズを用意する。優れた操縦安定性とウエット性能を備えながら、スポーティさと快適性という異なるニーズを集約している。当時の開発コンセプトと外観をそのままに、ミシュランの最新技術を投入することで、車両はもちろん、現代の路面環境に最適化されたクラシックモデル向けタイヤだ。


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