正直売れてない! それでも一度使えばわかる圧倒的な便利装備をもつクルマ6選 (2/2ページ)

人気車種をしのぐ便利さや快適性!

4)ホンダCR-V
(ガソリン車の蓄冷エバポレーター式エアコン)

 トヨタRAV4がバカ売れしているのに対して、同クラスなのにいまひとつ売れていないのが、ホンダCR-V。確かにRAV4にあるDCM(専用通信機)によるオペレーターサービスや、全グレードに標準のヘルプネットなどは用意されていない。

 しかし、うれしいのはガソリン車でも信号待ちなどのアイドリングストップ中に一定時間、エアコンから冷風が供給される蓄冷エバポレーター式エアコンを備えていること。これがないガソリン車に真夏乗っていると、思わずアイドリングストップをキャンセルしたくなるわけで……。

5)トヨタ・エスティマ
(リラックスキャプテンシート)

 ついに生産中止がアナウンスされた、デザイナーズミニバンのエスティマ。そのライバルを圧倒する機能装備のひとつが、2列目リラックスキャプテンシートの使い勝手。何しろスライド量は最大800mm。キャプテンシートを中寄せしてロングスライドさせると、アルファード&ヴェルファイアも真っ青な2列目ニースペースが出現。身長172cmのボクのドライビングポジション背後でニースペースは驚愕の790mm!

 さすがにアルファード&ヴェルファイアのリラックスキャプテンシート仕様にはかなわないものの、同クラスを圧倒。前席がこれほどまで遠く感じる2列目席は、アルファード&ヴェルファイアとともにほかになし。

6)ダイハツ・ウエイク
(17個ものポケットと撥水インテリア)

 軽自動車の人気カテゴリーはホンダN-BOXに代表されるスーパーハイト系、およびデイズなどがひしめくハイト系ワゴン。このウエイクはスーパーハイト系ともちょっと違う、全高、室内空間、車中泊などを前提とした多彩な使い勝手で際立つ、孤高!? の1台。

 そんなウエイク、ダイハツ・タントのようには売れてはいないが、車内随所にある17ヶ所ものポケッテリア、スノー&マリンスポーツ、フィッシング、車中泊などでうれしい、軽自動車でもあまり例のない撥水インテリアを採用。汚れや水濡れを気にせず、ガンガン使える便利さではピカイチ。さまざまな用途に応えてくれる純正アクセサリーの充実度にも注目である。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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