いつの時代もクルマ好き憧れの存在! ProPILOT2.0を搭載した日産スカイラインの魅力 (3/3ページ)

VR30DDTTの潜在能力! 新生V6ターボの実力検証

久々の6気筒ターボが復活しスカGらしい走りを見せる

 新型スカイラインの注目はProPILOT2.0だけではない。3リッターV6ツインターボエンジン搭載モデルも期待を超える気持ちの良い走りを見せる。VR30DDTTという形式名が与えられたこのターボエンジンは2種類が用意される。GTグレードに搭載されるユニットは、最高出力304馬力、最大トルク400N・mを発生。そして挑発的なネーミングでも話題の400Rは、最高出力405馬力、最大トルク475N・mとなる。日産スカイライン

 今回試乗したGTタイプPに搭載されるのは前者。トランスミッションは7速ATを組み合わせる。静止状態からアクセルペダルに足を乗せた瞬間から、その走りにひき込まれた。低速域からしっかり密度の濃いトルクが出ていて、しかもレスポンスは速くて軽やか。駆動系の剛性の高さも貢献しているのだろう。至極スムースにタイヤが転がり出し、スルスルと速度が高まっていくのだ。力強いだけではなく、上質な走り。街中のゴーストップが連続しても、十分にその価値を堪能できる。日産スカイライン

 もちろん本領発揮はその先で、アクセルの踏み込み量に応じてリニアに、要するに思ったとおりにパワーが出てきて、速度コントロールがとてもしやすいから、クルマとの一体感が強い。しかも、高回転側小径ターボチャージャーの採用が効いていて、トップエンドに至るまでその右足の動きとのタイトな締結感が持続して、切れ味のいい走りを楽しめるのだ。

 シャシーに関しては特筆すべき変更点は少ないが、そもそもスカイラインはワイドトレッドで低重心なFRセダン。もちろん、今回全車標準装備になったDASの効果も相まって、フットワークは軽やか。今回はワインディングロードまでは行かなかったが、それでも高速道路の導入路など日常的なふとした瞬間にも、その意のままになる感覚を堪能できた。

 スカイラインGTタイプPの走りは、躊躇いなくスポーツセダンという言葉を使える仕上がりとなっていた。しかもより高いパフォーマンスを求めるならスカイライン史上最強を謳う400Rという選択肢もあるのだ。これはセダンファンにとっては、相当悩ましい事態に違いない。

400R

 最高出力405馬力、最大トルク475N・mを発揮するV6ターボを搭載したハイパフォーマンスバージョンである。日産スカイライン

スカイライン ターボモデル 車両解説

 北米で2年連続10ベストエンジンに輝き好評のVR30DDTT(日本市場では初搭載)。トランスミッションは7速AT。日産スカイライン

スカイライン HYBRID(ProPILOT2.0搭載)モデル 車両解説

 パワートレインはV6に統一された。写真の3.5リッターV6+モーターのハイブリッドと、3リッターV6ツインターボの2種類。ProPILOT2.0は前者に標準搭載される。日産スカイライン

 ハイブリッドは日産国内初のヘッドアップディスプレイやアドバンスドドライブディスプレイなど、ProPILOT2.0専用の装備を備えている。日産スカイライン

 内装に大きな変更はないが、写真のブラックやベージュの内装色をラインアップ。ラグジュアリースポーツセダンらしい高い質感が与えられた。日産スカイライン

スカイライン Connect機能 解説

 新型スカイラインではNissan Connectサービスを新たに備えた(有料)。ProPILOT2.0を使うためには「ProPILOTプラン」の入会は必須。一方、ターボ車はよりコンパクトなプランを任意で付けられる。その機能の一部を紹介しよう。

「ドアtoドアナビ」は走行時はカーナビ、降車後の徒歩移動はスマートフォンで道案内を継続してくれる機能だ。日産スカイライン

「ProPILOT緊急停止時SOSコール」は、走行時にドライバーの異常を感知し車両が緊急停止すると自動的に緊急通報センターに音声接続してくれる機能。日産スカイライン

「docomo in Car Connect®」は車内でWi-Fiが使い放題(別途契約)。データ通信料の多いインターネットコンテンツを容量無制限で楽しめる。日産スカイライン

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