VWの新型SUV「T-CROSS」が登場! コンパクトでありながら広い室内空間を実現 (2/2ページ)

内外装デザインのバリエーションは全21通り!

 1リッター3気筒TSIエンジンを搭載し、最高出力116馬力、最大トルク200Nmを発生。7速DSGと組み合わせ、燃費はWLTCモードで16.9km/Lを実現する。

 フォルクスワーゲングループの生産モジュール「MQB」を採用し、全長、全幅、全高はそれぞれ4115mm、1760mm、1580mmと扱いやすいボディサイズでありながら広い居住性を確保。荷室は455リットル、後部座席を倒すと1280リットルの空間を有す。また2550mmのホイールベースにより最大5人の乗員がリラックスできる室内を実現している。

 シートは高い着座位置により前方視界を確保。アレンジにも優れ、リヤシートは最大14cmの前後スライド、背もたれは60:40に分割が可能だ。

 外観のデザインは、存在感のあるボンネットやヘッドライトと一体化したワイドなラジエーターグリル、ボディサイドを水平に走るキャラクターラインなどが特徴的。またリヤエンドの横幅いっぱいに広がるブラックトリムフレームを備えたリフレクターバンドがクルマの幅広さを演出している。

「TSI 1st Plus」で選択可能なデザインパッケージにはドアミラーやアルミホイール、シートなどの装備をブラック、オレンジ、グリーンの3色から選ぶことができる。新色のマケナターコイズメタリックやダークペトロールを含む全8色のエクステリアカラーとデザインパッケージの組み合わせで「TSI 1st」、「TSI 1st Plus」で全21のバリエーションを展開する。

 さらにT-CROSS にはかつてより上位モデルにしか搭載していなかった安全装備を多数採用する。完全停止状態まで先行車と一定の車間距離を保って自動追従する「アダプディブクルーズコントロール“ACC”(全車追従機能付)」をはじめ、歩行者検知機能とエマージェンシーブレーキ機能を備えた「プリクラッシュブレーキシステム“フロントアシスト”」、事故の可能性がある際窓を閉め、シートベルトを締めてブレーキ圧を高める「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」、車両後方の死角を監視しドライバーに警告を発する「ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)」、駐車可能スペースの検出とステアリング操作を自動で行う「駐車システム“Park Assist”」、駐車時の障害物を検知して警告音で知らせる「パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付き)」などが標準装備される。

 加えて「TSI 1st Plus」には車線の逸脱の検知するとステアリング補正を行う「レーンンキープアシストシステム“Lane Assist”」、対向車のヘッドライトなどを検出しライトの照射角度を自動で調整する「ハイビームアシスト」を標準装備。

 T-CROSSは欧州の自動車安全アセスメント「EURO NCAP」で採用評価の5つ星を獲得している。

 価格は「TSI 1st」299万9000円、「TSI 1st Plus」が335万9000円(税込)だ。


新着情報