偉大な「名前」に頼る必要なし? いつしかサブネームが車名になった現行車4選 (2/2ページ)

異なる価値観を創造したいという想いから改名したモデルも

3)日産シルフィ

 あれ、まだ売ってたの? というくらい放置プレイとなっている日産シルフィだが、執筆時点はまだまだ現行車となっている。日本で販売中のシルフィは3世代目となるが、2000年に初代が登場した時点での車名は「ブルーバード・シルフィ」であり、ブルーバードの派生車種という扱いだった(実際のベースはサニー)。

 2005年に登場した2代目でも正式名称はブルーバード・シルフィであったが、カタログ上などでは単にシルフィと呼ばれるようになり、2012年に登場した3代目ではついにブルーバードの名前が消滅し、正式名称もシルフィとなっている。なお、海外ではすでに4代目シルフィが登場しており、日本での発売が待たれるところだ。

4)ホンダ・シャトル

 3代目フィットがベースとなる5ナンバーステーションワゴンであるシャトル。2代目フィットがベースだったころはフィットシャトルという名前が使われていたが、フルモデルチェンジを果たすタイミングでフィットとは異なる価値観を創造したいという想いからフィットの名前が外されている。

 そのため、フィットが4代目にフルモデルチェンジを実施してもシャトルは現行型がしばらく販売される予定のようだ(2019年5月にマイナーチェンジをしたばかり)。なお、このシャトルという名前は、1980年代に存在したシビックのワゴン版、シビックシャトルから復活したものである。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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