カーマニアのための表じゃない! クルマに詳しくなくてもカタログの「諸元表」を見るべき理由とは (2/2ページ)

日常的に使うシチュエーションに合ったクルマを選べる

3)最小回転半径

 ハンドルを左右どちらかにめいっぱいに切った状態で旋回するとき、外側のタイヤが通る軌跡の半径を表す数値。この数値が小さいほど小まわり性能が高いということになり、Uターンや車庫入れなどで違いが生まれる部分だ。

 基本的にはコンパクトカーのほうが有利だが、なかには小まわりの利かないコンパクトカーもあれば、コンパクトカー並みの小まわり性能を持つミニバンなどもあり、装着されるタイヤサイズによっても変わってくるので、車種はもちろん、グレード選びの参考にもしたいところ。

4)燃料消費率

 いわゆるカタログ燃費というものだが、最近のモデルでは「WLTCモード燃費」というものが記載されており、総合燃費のほか、市街地モード、郊外モード、高速道路モードの3つのシチュエーション別の燃費性能も記載されている。

 一般的に高速道路は燃費が伸びるイメージがあるかもしれないが、一部ハイブリッド車などは平均車速の高い高速道路モード燃費の方が悪いものもあるので、自分が日常的に使うシチュエーションに合った燃費性能を持ったクルマ選びの目安になるだろう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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