ついに発売! 軽自動車のクロスオーバーSUV「ダイハツ・タフト」は安全・快適・悪路走破性の全部載せ (2/2ページ)

スマートアシストの進化や電動パーキングブレーキを採用!

 メインターゲットとなるアクティブ志向層のニーズに応え、走行性能はクロスオーバーモデルらしさを高めている。190mmの高い最低地上高と大径タイヤに加えてアプローチアングル(27度)、ディパーチャーアングル(58度)により、悪路でも安心して走行できる。また、ぬかるんだ道や凹凸の多い路面でタイヤが空転したとき、空転した車輪に制動力をかけることで空転を抑制し、もう片輪に駆動力を伝えることで、タイヤのグリップ状態をキープし、発進や加速をサポートする機能をもつ。

 もちろん安全、安心性能も充実させた。予防安全機能「スマートアシスト」を3年半ぶりに進化させ、全車標準装備した。新開発のステレオカメラを採用したことで、衝突回避支援ブレーキ機能の対応速度を引き上げるとともに、イメージセンサーの変更により、撮像性能を向上することで夜間の歩行者検知にも対応した。さらに路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能、最高速度と一時停止の標識を認識できる種類の増加といった5つの新機能を追加し、全17種類の予防安全機能を搭載する。

 また、ダイハツ初の「電動パーキングブレーキ」の採用や、ブレーキを踏んで停止した時にブレーキを保持し、停車状態を維持、アクセルを踏むと自動的に解除するオートブレーキホールド機能も追加した。シフト操作に連動してパーキングブレーキが作動するほか、アクセル操作による解除もできるようにし、煩わしさを感じない便利な機能となっている。

 さらにスマートフォンアプリも連携し、新搭載の9インチスマホ連携ディスプレイオーディオに加えて6.8インチスマホ連携ディスプレイオーディオをメーカーオプション設定する。従来のSmartDeviceLink、Apple CarPlayに加え、Android Autoにも対応した。新たに電動パーキングブレーキによる緊急停止を感知した際に、自動で車両情報や故障情報、位置情報を事故・故障センターに通知し、救急車などの手配を行う「つないでサポート」が追加された。

 また、メーカーオプションとして3つのスタイルパックを用意し、好みのスタイルにカスタマイズできる多彩なコーディネートを提案する。ブラックパックではブラック塗装の樹脂パーツやガンメタリック塗装のアルミホイールを設定し、ディーラーオプションとなるダークブラックメッキパックと組み合わせることでさらにタフな印象を強めることができる。

 クロムパックではメッキドアアウターハンドルとシルバー塗装のアルミホイールを設定。さらにディーラーオプションのメッキパックを組み合わせることで上質なスタイルに見せる。

 ホワイトパックはホワイト塗装のドアミラーカバーとドアアウターハンドル、スチールホイールの組み合わせにより、リラックス感のあるキャラクターを表現している。

 カラーバリエーションは自然界にあるものをイメージした新色「アースカラー」としてレイクブルーメタリック、フォレストカーキメタリック、サンドベージュメタリックの3色をはじめ、道具感にこだわった全9色をラインアップした。月間販売目標台数は4000台。

 今回のタフト発表に先立ち、奥平総一郎社長はダイハツのグループスローガンである『Light you up』が一人ひとりに光を照らし、世の中を明るくしていくという思いを込めた言葉と説明し、「新型車『タフト』がお客様にとって少しでも気分を軽く、明るくしてくれる存在になれれば」とコメントした。


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