そろそろ電気自動車乗ってもいいんじゃない? いま日本で買える実用派EV4選 (2/2ページ)

輸入車勢は個性はデザインも未来的な個性派が揃う

3)テスラ・モデル3

 アメリカのテスラがリリースする電気自動車のなかでは、コンパクトな部類に入るモデル3。日本で乗るにも悪くないサイズ感で、2019年9月からデリバリーがスタートしている。

 日本では後輪駆動でベーシックなスタンダードレンジプラス(WLTCモード航続距離409km)と、4WDとなるロングレンジ(同航続距離560km)、よりスポーティなパフォーマンス(同航続距離530km)が基本グレードで、521万円~というプライスタグとなっている。

 国産メーカーのEVと比較すると、今後のアフターサービスなどで不安を抱く人もいるかもしれないが、新し物好きからすれば気になる存在といえるだろう。

4)BMW i3

 i3はBMWが販売するEV専用車。個性的なルックスに注目が集まりがちだが、車体の多くの部分にカーボンを多用し、軽量化を図るなど、BMWらしさが随所に見受けられるモデルとなっている。

 搭載されるバッテリーは42.2kWhでWLTCモード航続距離は360kmとなっているが、i3の特徴として挙げられるのがレンジエクステンダーと呼ばれる発電用のガソリンエンジンを搭載したグレードが用意されていることだろう。

 直列2気筒DOHC 647ccのエンジンは、完全に発電のためだけに搭載され、その燃料タンクも9リットルとかなりミニマム(なんとハイオク仕様だ)。しかし、これによって航続距離は466km(理論値)まで伸びるというのは魅力的だろう。

 EVなのに内燃機関を搭載していることは賛否あるかもしれないが、EVならではのトルクフルで爽快な走りをより楽しむという点では、約50万円のエクストラコストも高くないかもしれない。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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