買うなら「守り」に入るべからず! 個性派ボディカラーが「映える」現行車7台 (2/2ページ)

クルマを数十万円高く見せるカラーも!

4)スバルXV

 モノトーンの多い街並みを、リゾート地を、鮮やかに彩ってくれるオールラウンダーの1台が、ラグーンブルー・パールに塗られたスバルXVだろう。SUVテイストを強調する黒のホイールアーチとの相性も抜群で、青空の下をどこまでも走って行きたくなるXVのキャラクターを見事に表わしているカラーである。自身、XVを買うなら、迷わずこの色にする。

5)日産デイズ

 軽自動車のほうが、ボディカラーを冒険しやすい傾向があるのは確か。それを象徴するのが、オートカラーアワード2019を受賞した日産デイズ。魅力的なボディカラー揃いだが、なかでも、ここだけの話、開発陣の1人が愛車として選んだホワイトパール/プレミアムサンシャインオレンジ2トーン、そして個人的にベストと思えるアッシュブラウン/フローズンバニラパールが文句なしにベストカラーだろう。アッシュブラウン/フローズンバニラパールは大人にも似合うし、クルマの価値を一段と高め、ウン十万円高く見えたりするカラーだ。やはり、2トーンが今っぽく、魅力を増幅する。

6)ホンダN-BOX

 同じように、街にあふれているホンダN-BOXを選ぶ際も、プレミアムアイボリー・パールII&ブラウンを選ぶと上品で個性的に見え、車格がグーンと高くなったようにも見えたりする。N-BOXの場合、リモコンキーが同色になるのもうれしすぎる。

7)ホンダ・フィット

 ホンダは最近になって、ボディカラーにこだわりを見せている。新型フィットはカラーによってかなり地味に見えてしまったりするのだが(失礼)、新グレードのCROSSTARのサーフブルー&ブラックの2トーンカラーは特別だ。アウトドア感、リゾート感が一気に高まり、ドライブが楽しくなること必至。家の駐車場に止めておくだけでも、生活を鮮やかに彩ってくれること間違いなしである。実際、サーフブルー&ブラックの2トーンカラーのCROSSTARで初夏のビーチリゾートに出掛けたが(撮影ですが)、海にこれほどまで似合うコンパクトカー、ボディカラーはないと強く実感。浜辺の駐車場にいたサーファーたちにも大好評だったのである。

 というように、クルマを選ぶ際、ボディカラー選びは性能や快適性、燃費性能、安全性能と同じぐらい重要だ。無難な色、地味な色を選ぶほうが安心だが、新しい生活様式を強要させられるこの時代だからこそ、鮮やかなかつ魅力的なボディカラーで、ライフスタイルをよりワクワク楽しく、エンジョイしようではないか!!


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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