クルマいじり好きのオヤジもお手上げ! 「エンジン本体すら見えない」今どき自動車のDIYメンテの限界とは (2/2ページ)

電気系のトラブルは多いためプロに任せた方が良いものもある

 一方、バッテリー交換などは簡単そうだが、バックアップ電源を用意してから交換しないとECUや時計、オーディオ、パワーウインドウなどの設定がクリアになって面倒なことになる場合があるので、油断できない。

 あとは、タワーバーなどの補強バーであれば、自分で取り付けできるかもしれないが、電気関係は基本的にプロに任せたい。純正配線からアフターの「配線分岐用のコネクター」を使って、アクセサリーなどを後付けすると、あとで大きなトラブルの元になるので大変!

 カプラーオンで、加工なしで使える電子パーツならまだいいが、とにかく電気系はトラブルが多く、またトラブルが出たときに原因究明に手間がかかることが多いので、実績ある専門家に任せた方が無難。

 また、日常的な点検でも、いまのクルマはECUにプログラムされているOBD(自己診断機能)を使わないとコンディションがわからないことも多いので、整備の腕に自信があるユーザーでも、主治医になってくれるプロのガレージとはお付き合いしておいた方がいいだろう。

 幸いなことに、どこの箇所をいじるにせよ、いまはネットで調べればかなり詳しく作業方法を知ることができるというのはありがたく、これを利用しない手はない。

 安易にクルマをいじり出してしまう前に、必要な道具、手順、所要時間などをじっくり予習し、「これならできる」と思えばDIYでチャレンジしてみればいいし、「これは難航しそう」と思えば、プロを頼るのがベスト。下調べと準備を怠らないことが、DIYでしくじらない最大のコツだと覚えておいてほしい。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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