みんな「もったいなさ過ぎ」! クルマがなければ味わえない「意外と知らない」楽しみ方7つ (1/2ページ)

まだあまり知られていない「カーライフの楽しみ方」も

 次の休みはどこへ行こうかな、と考えるだけで、ドライブは楽しいものですね。とくにウィズコロナの時代には、密を避けて移動できるクルマはありがたい存在です。ただ、遠くへ出かければ高速代やガソリン代がかさむし、場所によっては駐車場代もバカにならないし、もっとリーズナブルにクルマで楽しめる場所ってないかな、と思う人も多いのではないでしょうか。また、多くの人がまだ知らない、クルマでしか楽しめないこともたくさんあるんです。今回はそんな、次の休みからさっそくできる、クルマを所有しているからこそできる楽しみ方や、よりリーズナブルな楽しみ方をご紹介したいと思います。

1)道の駅

 まずは、ドライブする人のために日本全国1180ヶ所も登録されている、「道の駅」。広い駐車場が完備されており、ほぼ無料で、その土地ならではの特色を生かした建物やグルメ、遊び場などバラエティに富んだ作りになっているので、どれ1つとして同じ道の駅はないのが大きな魅力。クルマを所有しているならば、ここに行かない手はありません。

 なかには、海を眺めながらのスパや、遊覧船の乗船までできる「道の駅 伊東マリンタウン」や、時期は限られるもののヘリコプターの遊覧飛行体験ができる「道の駅 ましこ」、プラネタリウム鑑賞ができる「道の駅 富士川楽座」など、子供たちと1日中遊べるところもたくさん。温泉やドッグラン、アスレチック広場などがある道の駅も多く、地元で採れた新鮮な野菜などがリーズナブルに手に入るのも嬉しいところです。休日になると、あちこちの「道の駅めぐり」を楽しむ人たちが多いのも納得ですね。

2)橋

 続いては、日本全国に「絶景」はたくさんありますが、クルマでしか通れない絶景と言えば、「橋」です。まるで空に向かって走っていくような橋から、雄大な海の上を渡る橋、都会の高層ビルを望む橋など、なんども通って絶景を眺めたくなりそうです。有名なところでは、東京のレインボーブリッジ、横浜のベイブリッジ、兵庫県の明石海峡大橋、山口県の角島大橋、沖縄の古宇利大橋などが、ドライバーたちから賞賛されていますね。厳密にいえば、バスやタクシーでも走れることは走れますが、自分の運転で、家族や恋人たちだけで絶景を楽しめるのは、マイカーを持っているからこそ。ぜひ出かけてみてほしいと思います。

3)ドライブインシアター

 お次は、バブルの時期に人気を博しつつ、絶滅しかかっていたものの、このコロナ禍で再び脚光を浴びているドライブインシアター。これもクルマがないと楽しめません。映画館はまだちょっと抵抗がある人も、自分のクルマのなかで、好きな食べ物やドリンクを用意して、FMラジオを介して流れてくる音源で映画を楽しむのは、非日常体験です。シートを倒して寝転がって見ようが、子供が騒ごうが、周囲に迷惑をかけることがないのもいいところですね。ドライブインシアターは、イオンショッピングモールの駐車場などでも開催されています。ぜひご近所の情報をチェックしてみてほしいと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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