不具合がなくても「要交換」! クルマの健康を保つための「16の消耗品」の替え時とは (1/2ページ)

ゴムは劣化度合いによって交換が必要になることもある

 クルマにはたくさんの消耗部品があるが、メンテナンスフリー化が進み、交換時期はいつ?というパーツも増えている。

 そこで、そうした交換時期のわかりにくい消耗品の交換目安を確認しておこう。

<ゴム類>

1)タイヤ

 タイヤは残り溝が1.6mmになってスリップサインが出たら要交換だが、残り溝がたっぷりあっても、ゴムが紫外線などで硬化・劣化していくので、4~5年に一度、車検でいえば2回に1度の間隔で交換するのが目安。

2)ドライブシャフトブーツ

 FFや4WDのフロント側のドライブシャフトブーツは、5~7万キロぐらいで破れてグリスが漏れてくる。オイル交換などリフトアップのたびに目視で点検して、破れかかっていたら即交換。とくに異常がなくても7万キロでは交換したい。

3)Vベルト(ドライブベルト)

 エアコンやウォータポンプ、オルタネーターなどを駆動しているVベルトは、クラックが入ったり異音が出てきたら交換。距離でいえば6万キロぐらいで交換したい。

4)ワイパーゴム

 ワイパーゴムは1年に一度、梅雨入り前には交換したパーツ。ゴムがびびり出したり、拭き取りが悪くなって線が入るようになったら、高価なものではないので即交換。ゴムだけでなく、2年に一度はワイパーブレードごと交換しよう。

5)ウェザーストリップ

 定期的に交換するものではないが、風切り音が大きくなったり、破れかかっているのをみつけたら、そろそろ交換時期だと思えばいい。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
趣味
-
好きな有名人
-

新着情報