ぶつかっていなくても事故は成立する! いま急増中の「非接触当たり屋」に要注意 (2/3ページ)

対策は相手のペースで話をせず、まず通報を!

 では、もしこうした当たり屋に遭遇した場合にどうすればいいのか。一番は今も昔も変わらず、その場ですぐに警察に通報すること。基本的に当たり屋は警察に届け出られることを嫌う。きちんと調べられればボロが出やすいし、過去に何度も似たような事故をやっていることもある。とにかく自分の情報を警察に知られたくないのだ。

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 だから多くの場合、当たり屋はその場で示談を提案してくる。とくに非接触系は、ケガを装って保険金をガッポリせしめようというよりは、小銭稼ぎ的なことが多い。相手が飲みやすい条件を出して、手早くお金を騙し取ろうとするのだ。だが決してそれに応じてはいけない。

 うっかりお金を払ってしまうと、いいカモだと判断され、「後遺症が出た」「仕事に支障が出た」といってあとからさらに強請られる可能性もある。お金を払った=事故を認めたという「ニセの既成事実」を作ってしまうのも避けたい。もちろん、連絡先などを教えてあとで対応というのもNG。

 変に相手と話し合ったりせず、まずは警察に通報すること。通報せずに会話していると、こちらが加害者、向こうが被害者という図式を確立されてしまう。「どうしてくれるんだ」「責任を取れ」など強めにいわれると謝ってしまう人も多いだろう。そうなったら当たり屋の思うツボ。

 ケガをしたハズなのにピンピンしている、すぐに示談の話をしてくる、具体的な金額を出してくるという場合は要注意だ。

 だが、通報もなにもせずに立ち去るのもダメ。なぜなら、当たり屋ではなく本当に事故だった可能性もゼロではないから。その場合、被害者は自分ではなく相手で、あなたはひき逃げ犯として罰せられる可能性もある。実際に非接触事故を起こしたのにそのまま立ち去り(相手は当たり屋ではない)、ひき逃げで立件された事例もある。疑わしくてもそうじゃなくても、まずは通報だ。

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