心にもキズを負うホイールの「ガリッ」! 予防策とガリッたあとの対策とは

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心にもキズを負うホイールの「ガリッ」! 予防策とガリッたあとの対策とは

低偏平タイヤの場合はとくに注意が必要だ

 ボディよりもキズつけやすいのがホイールだろう。厳密に言うと、40や50あたりの低偏平タイヤ、つまり横から見て薄いほうが、65あたりの高偏平よりもキズを付けやすい。路肩に寄せたときにガリッとやってしまうことが多いだけに、高偏平であればそもそもホイールが路肩に当たらないことも多いので、当たり前ではある。

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 対策としてタイヤにはキズ防止のリムガードと呼ばれる出っ張りが付けられているが、これももちろんゴムなので強く当てた場合は防御しきれず、結局ホイールにダメージがおよんでしまうことがある。

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 根本的な対策はまず、クルマを選ぶ際にタイヤサイズを確認して避けるというのがある。タイヤのサイズだけでそのクルマを諦めることはできないかもしれないが、確認したうえでの覚悟はできるはずだ。そうすれば最初から気をつけることもできる。

 そのうえで、路肩に寄せる際は慎重におこなう。けっこうな割合で、確認をあまりしないで「まだ大丈夫だろう」でドンドンと寄せていき、結局ガリっとやってしまう。教習所で習う「かもしれない運転」と「だろう運転」と同じで、油断したことで結局、泣きを見ることになる。

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 すでに紹介したように、低偏平タイヤの場合はとくに慎重になるべきで、寄せる際はサイドミラーを下げて路面が見えるようにしたい。カーナビの画面にバードビューやサイドの様子が映し出されるなら、こちらもよく見る。また、前から突っ込むようにして止めるのは路肩に対して合わせにくく、左前のホイールがひどく傷ついているクルマが多いのはこのため。前から入って一度で止めようとしないで、前後が空いていても一度いきすぎて、確認しやすいバックで止めるようにするといい。

 それでもキズがついたらどうするか? ホイールリペアをおこなっているところは、量販店のピットサービスも含めてけっこうある。リムが大きく曲がってしまうような場合は専門業者に頼んでブレスで押し戻したり、溶接で修正しないとダメだが、表面的なガリキズはボディよりもかなり補修がしやすいのだ。

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 リペアしやすい理由としては、リムは細いため、パテで埋めたあともリング状なので修正はしやすいということがある。さらに本来は手間のかかるシビアな色合わせも、凹凸が激しくて光の具合もいろいろなので、最悪の場合、色がきっちりと合っていなくてもわかりにくい。

 そのため、ガリキズ程度であればホイールの色にもよるが、ブラック、シルバーなど単純な色味であればDIYで直すことも可能。アルミを配合したアルミパテを使用して、ホイール専用の缶スプレーで仕上げればいい。ポイントはホイール専用の缶スプレー(塗料の成分が違い、塗膜も硬い)を使うことと、マスキングをしっかりとすること。さらに、リムだけ塗るにしても、キズの部分だけでなく、全体を塗ってしまうこと。そうすれば色の境がなくなって、違和感はかなりなくなる。

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 最近では中古ホイールも入手しやすくなっているので、わざわざ補修することもないかもしれないが、材料費もあまりかからず、簡単にできるので、DIYにトライしてみるのもいいだろう。

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