男性の視線「釘付け」確実! 女性が乗れば「ギャップ萌え」必至のクルマ5選 (2/2ページ)

さらっと運転している姿は好感度アップ間違いなしのクルマも!

3)マツダRX-7(3代目)

 そして、同じギャップ萌えでもこちらは一部のマニアックな男性を釘付けにしてしまうかもしれない、マツダ・RX-7(3代目)。もはや伝説と言ってもいい、マツダ独自のパワートレーン「ロータリーエンジン」を搭載したスパルタンなスポーツモデルです。じつは現在活躍中の女性レーシングドライバーやジャーナリストのなかには、かつてこのRX-7で運転や走りの楽しさを覚えたという人も。

 大きすぎないボディサイズといい、官能的な加速フィールといい、自分でちゃんと操っているという快感をくれるところといい、マラソンなどのスポーツと同じように、「昨日の自分を超える」的な歓びをくれるクルマなので、女性にもハマりやすいのかもしれないですね。現在、中古車市場ではなかなかノーマルのまま残っている個体は少ないようですが、今でもファンの多いロータリーの世界を味わってみてほしいと思います。

4)ボルボC70カブリオレ(初代)

 続いては、女性が運転していて似合うクルマの一つに、オープンカーがあると思います。国産モデルではなかなかエレガントな雰囲気のオープンカーというのは少なく、走り系モデルの方が多くなってしまったり、レクサスLCコンバーチブルのように、価格が1000万円オーバーと高額だったり。

 そこで狙い目は輸入中古車のオープンモデルとなるわけなんですが、数あるなかでもっとも女性を美しく見せてくれると思うのが、ボルボ・C70カブリオレ(初代)。スーッと伸びやかな直線基調のボディラインの真ん中に座るようなバランスが、女性を華奢でスタイリッシュに演出してくれるのです。上質なレザーの贅沢で優雅なインテリアもすごくマッチしていて、ウッドをあしらったインパネなども今見るとややレトロな雰囲気で、嫌味を感じさせないのがまたいいですね。

5)スバル360

 最後は、誰が見ても「かわいい」と思える小さくてキュートなデザインのクルマは、やっぱり女性との相性もいいのですが、それが最近の新車ではなく、ヒストリックカーだったらなお魅力倍増! ということで、「てんとう虫」の愛称で知られるスバル360。これはもう、ただでさえ街中を走っていたら注目の的なのに、丸いヘッドライト、丸いボンネット、小さなタイヤにピョコンと触覚のように伸びるフェンダーミラー。どれもがほっこりさせてくれる要素ばかりですよね。

 それを女性が運転してトコトコ走っている光景たるや、見て微笑まない人なんているの? ってくらい癒されそうです。でも、いくら可愛くてもヒストリックカーですから、メンテナンスが大変なんじゃないか、運転に気を使うんじゃないか、などなど、男性でも手を出しにくい印象があるわけです。

 だからこそ、それを涼しげにさらっと運転している女性は好感度アップ間違いなし。ドアが前から開いたり、ヘッドレストもないベンチシートだったり、3速MTで360ccのエンジンはスピードも遅いし、現代のクルマとは別次元のような乗り味は、女性にとってはちょっと母性本能をくすぐるものかもしれないですね。

 というわけで、女性を美しく見せてくれたり、ギャップ萌えだったり、いろんな理由で乗っている女性の魅力をアップしてくれるクルマたちをご紹介しました。ただ、どのクルマもすべての女性に似合うとは限らないので、まずは自分自身のキャラクターを見極めて、どの路線が合うのかを検討してみることをお勧めします。「映え」全盛の時代、人からどう見られるかを重視したクルマ選びもアリではないでしょうか。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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