いきなり「普通に走る」のはNG! ブレーキ「パッド」や「ローター」交換後の正しい「慣らし」運転とは (2/2ページ)

急激にローター温度を上げないことがポイント

「当たり付け」の期間は、急激にローター温度を上げないことが一番のポイント。当たりがつく前に、ブレーキ温度を高温してしまうと、ローターを歪める原因となるので要注意。

 サーキットで使用するスポーツパッドでも要領は同じ。できればサーキットに行く前に公道で「当たり付け」を済ませておくのがベスト。

 当日、ピットで新品パッドに交換するような場合は、最初の3〜4LAPは全開時の70%ぐらいのペースで走り、ブレーキ踏力もフルブレーキ時の7割ぐらいに押さえて走るようにしよう。

 サーキット用パッドも、新品のパッドをつけて、急激にローター温度を上げるのはNG。コースインしたら、周囲のクルマに気を遣いつつ、3~4周かけて徐々に温度を上げていくように走り、その後、一度ピットインして10分以上は自然冷却でブレーキを冷まそう。そうすることで、ローター表面にパッドの被膜がまんべんなく形成され、ブレーキの利きが安定する。ローターを新品に交換するときも同じように「当たり付け」を行なう。

 使用歴のあるローターを継続して使い場合、できればローターを研磨して、表面の凸凹を削っておくと、よりきれいな当たりがつくのでおすすめだ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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