ほんのり上品! ジワり走りやすい! ハードル激低の愛車に「ちょい足し」パーツ5選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

◼︎簡単に装着できるわりに効果を感じるられるパーツはオススメ

◼︎昔はオプションや社外品だったパーツも純正での採用例もここ数年でかなり増えてきている

◼︎カスタムは愛車のイメチェンに最適

手軽にカスタムできて、格好よくなるオススメアイテムを紹介!

「クルマをいじる」とか「カスタムする」と聞くと、どうしてもエアロパーツでイカつくしたり、タイヤを太くしたりするようなイメージを持つ人も多いですよね。でも実は、純正アクセサリーをよくよく見てみると、「エレガント」や「プレミアム」という言葉がキーワードとなっているパーツがたくさんあることに気づきます。

 また、最近では「運転が上手くなったように走行性能がアップする」パーツや、「空気抵抗を減らして燃費アップにつながる」といったパーツも出てきています。

 そこで今回は、愛車を上品にしたい、性能をアップしたい、もっと運転を楽しみたいという人のために、オススメのオプション&カスタムパーツをご紹介したいと思います。

1)ガーニッシュ

 1つ目は、外観をさりげなく上品に、高級に見せてくれる効果が高いカスタムとして、いろいろなタイプが登場している「ガーニッシュ」と呼ばれるパーツです。

 トヨタ・ヤリスクロスを例に挙げてみると、つるんとしたむき卵のようで、ちょっと無機質な印象を受けるヤリスクロスのフロントマスクに、グリルを囲むようなガーニッシュを装着したり、サイドミラーやドアハンドルをさりげなくメッキのガーニッシュでキラリとした輝きを添えたり。

 あからさまに外観の雰囲気が変わるわけではありませんが、ちょっと上質感がアップして、それまでとは違う雰囲気を楽しむことができるカスタムです。

2)デカール

 2つ目は、同じく外観の雰囲気を好みの方向性に近づけたり、人とは違う個性を持たせたりするときに、手軽にトライできるカスタムが、「デカール」です。プラモデルを作ったことがある人ならすぐにイメージできると思いますが、クルマに模様やリボン、文字やイラストなどを転写するもので、シールやステッカーと似ていますが、デカールのほうがもともとそういう塗装が施してあるかのように、よりクルマのボディとの一体感が出せるのが特徴です。

 たとえばスズキ・ワゴンRスマイルには純正のカスタムコーディネートがカリフォルニアスタイル、ブリティッシュスタイル、エレガントスタイル、モノトーンスタイルと4タイプ用意されているのですが、そのまったく異なるスタイルに合ったデカールがいい仕事をして、見事にガラリと変わる世界観を表現しています。

 デカール単体でも、王冠をモチーフにしたような「ピラーデカール」が左右セットで用意されていたり、大人っぽくしたい、可愛くしたい、クールにしたい、といった要望に合わせてちょっとこだわったデカールを追加するだけで、自分だけのスタイルが楽しめるのがいいところです。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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