電動車最大のメリットなのにナゼ? 輸入EVやPHVが「外部給電できない」裏にある意識の違い (1/2ページ)

電動車最大のメリットなのにナゼ? 輸入EVやPHVが「外部給電できない」裏にある意識の違い

この記事をまとめると

■欧州メーカーのHVやPHVには外部電源供給装備がほとんど備わっていない

■欧州電動車がここ数年の登場に対し、日本の電動車は20年近くの歴史があり、装備も充実

■最近の欧州は大規模自然災害が起こっておらず、外部給電を用意しようという機運が薄い

欧州電動車にはなぜか外部電源供給装備がない

 2015年に勃発したフォルクスワーゲンのディーゼルゲート事件と、同年開催されたCOP21のパリ協定あたりをきっかけに始まったヨーロッパの電動化戦略の中で、現地のブランドは次々にPHVを送り出してきた。

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 今年のCOP26では開催国イギリスが、2040年に世界の新車販売のゼロエミッション化を提案したものの、多くの自動車生産国やメーカーが反対した。欧州委員会では今年の夏、2035年のゼロエミッションを目指すという発表をしたものの、現実的に安心してロングドライブをするにはある程度エンジンに頼るしかないと、多くの関係者が考えているのだろう。

 よって、EVシフトに邁進する欧州も、例によって規制の開始時期を遅らせるなどして、しばらくPHVを存続させていくのではないかと思っている。

 ところで欧州のPHVを見て不思議なのは、日本車のHVやPHVには装備されている外部電源供給装備がほとんど備わっていないことだ。なぜか。考えていくと、ふたつの理由に行き着いた。

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