履けるか否かだけじゃなく数ミリで走りも変わる! じつは難しい「ホイールの数字」の見方 (1/2ページ)

履けるか否かだけじゃなく数ミリで走りも変わる! じつは難しい「ホイールの数字」の見方

この記事をまとめると

■アルミホイール選びの際に出てくる「J」と「インセット」の詳細を解説

■リムの幅で走りの方向性を決めることができる

■インセットの選び方で「ツラ」具合を調整できる

数字だらけでよくわからないホイールサイズの話

 ホイール選びの際にややこしいのがインセットとリム幅。ドレスアップならなるべくリム幅を広くして、インセット値を小さくしてツライチに近づけたいというところだろうが、インセットやリム幅で走りがどう変わるかも知っておこう。

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 まずリム幅の話。

 タイヤのカタログを見てみると、タイヤのサイズにマッチするホイールサイズ=標準リム幅と適用リム幅が紹介されている。通常は、この標準リム幅のホイールを装着すれば間違いなし。

 たとえば、タイヤが245/40-18なら、標準リムは8.5J。そして適用リム幅として8J、9J、9.5Jが並んでいる。標準リム幅でなくても、適用リム幅の範囲であれば、安全に使用することができるが、標準リム幅より広いリム幅のホイールを選ぶと、同じサイズの同じタイヤ(同じ空気圧)でも、タイヤのケース剛性が上がったような状態になり、コーナリングパワー(CP)が高くなる傾向がある。

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 ステアリング操作に対してよりクイックなレスポンスを求める人は、適用範囲のなかで、リム幅の広いホイールを選ぶのもいいだろう。その反面、乗り心地は悪くなり(幅の広いホイールはバネ下重量も重くなる)、縁石などでリムを擦るリスクも増えるので要注意。

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 反対に標準リム幅より細いホイールをチョイスすると、サイドウォールの剛性感がソフトになりにレスポンス面ではマイルドに、その代わり、最後にもうひと切り、切り足せる特性が得られる。コンフォート性も向上するがクイック感は薄れる。

 好みにもよるが、タイヤの性能を引き出すことだけを考えたら、標準リム幅が最適解だ。

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