新型フェアレディZのGTマシンをさりげなく展示! 「限界を楽しめ」と豪語するブリヂストンの豪華な展示【東京オートサロン2022】 (2/2ページ)

最高峰のスポーツタイヤからプレミアムタイヤまでなんでもお任せ

 またフィジカルとバーチャルの両体験がパンデミック下で重要になったが、リモート企画でもブリヂストンは公式YouTubeチャンネルで、ブリヂストンだからこそ実現したレース界のレジェンドやビッグネームによるトークショーを数々、用意している。こういうところで滑らないのはさすが、タイヤメーカーならではの発想だ。そのスペシャルコンテンツは、星野一義×鈴木亜久里、佐藤琢磨、土屋圭市×脇坂寿一、石浦宏明×平峰一貴×山本尚貴、佐々木雅弘×井口卓人×堤優威という、いずれも豪華なラインアップだ。

 ちなみにブースの一隅にも、市販モデルのタイヤとは別に、見どころがある。2021年のスーパーGT最終戦富士スピードウェイで見事、大逆転でGT500のシリーズチャンピオンを獲得したTGRチームauトムスの、使用前・使用後それぞれのポテンザのレーシングスリックが並べられ、突き合わせて見比べられる。荒れたレース展開でタイヤマネージメントがものをいう中、チャンスを手繰り寄せた要因のひとつが、ポテンザだったのだ。

 この他、ポテンザやプロドライブのホイールと並んで、プレミアムSUV向けの新たなタイヤブランド、「ALENZA(アレンザ)」も2モデルが展示された。スポ―ティな走りや燃費、静音性や乗り心地が求められるのは通常のクルマと同様だが、重心高も高ければ重量も嵩むSUVには専用タイヤが効果的なのだ。

 SUVでも走りを優先している「アレンザ001」と、むしろ快適性をとりたい「アレンザLX100」、それぞれ実際のタイヤをパターンやサイドウォールの質感ごと、詳しく見比べられる。後者、アレンザLX100を装着したデモカーであるメルセデス・ベンツEQA 250も展示されている。


南陽一浩 NANYO KAZUHIRO

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