懐かしの「名前」が蘇ったと思ったらアレ? 前と「まったく違う姿」で復活したクルマ5選+α (2/2ページ)

復活したものの姿と形はまったくの別物に

三菱 エクリプスクロス

 正確にはクロスは付かないが、エクリプスと言えば1990年に登場した、スポーツカーだ。2代目までは日本でも販売された(スパイダーのみ3代目も日本で発売)が、北米でとくに人気で大ぶりな感じが魅力だった。

 また、左ハンドルのまま販売されていたのもトピックスのひとつだろう。

三菱 ミラージュ

 ミラージュといえば、三菱を代表するコンパクトハッチ(セダンもあり)として名を馳せた。スポーティなサイボーグ、難読車名かつ2シーターのXYVYX(ザイビクス)、世界最小の1.6リッターV6、そして副変速付きのスーパーシフト。ひと知れず的なところでは気筒休止を1982年に採用しているなど、三菱独自のテクノロジーが存分に投入されたモデルだった。

 エリマキトカゲブームの火付け役はミラージュのCMだ。そして2012年に12年ぶりに復活したミラージュはフツーな感じすぎなのが、過去の栄光としては微妙なところではある。

スズキ・ハスラー

 ハスラーもじつは復活車名で、もともとは1968年に登場したスズキのオフロードバイクシリーズの名称がハスラーだった。オフロードだけに、SUVで復活したのもあながち繋がりがないわけではない。

 ちなみに、メーカー違いではあるが、日野自動車からはオート三輪でハスラーという車種が出ていた。

番外 スイフト

 復活でもなんでもないが、上記のミラージュの3代目にあったグレードがスイフト。

 グレード名とはいえ、メーカーまたぎで、復活というより、こちらもハスラー同様に被りといったほうがいいが面白い例だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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