4シリーズ・グランクーペを電気自動車化! BMW i4をiシリーズのラインアップに追加 (2/2ページ)

BMWの次世代モデル投入でますます目が離せないiシリーズ

 BMW i4のトピックは電動化されたパワートレインだけではない。最新世代の安全機能・運転支援システムの搭載も見どころだ。

 BMWがいち早く導入した、高速道路での渋滞時の一定条件下においてドライバーがステアリングから手を放して走行することが可能となる「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載するとともに、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によってより精度と正確性が向上した「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備。

「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」には、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などが含まれている。

 さらに、パーキング・アシストも標準装備。パーキング・アシストには、35km/h以下で車両が前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることができるリバース・アシスト機能もあり、対向車とのすれ違いすらできない細い道の多い日本では非常に有用だ。

 そのほかにも、車載通信モジュールによって、ドライバー、クルマ、それらを取り巻く情報をITネットワークで繋ぐBMWコネクテッド・ドライブや、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントなどを搭載。スマートフォンをドアハンドルにかざすことで、ロックの解除と施錠、さらにはエンジンの始動も可能になっているなど、最新機能がてんこ盛りだ。

 BMW i4各グレードの価格は、i4 eDrive40が750万円、i4 eDrive40 Mスポーツが790万円、i4 M50が1080万円となる。

 いまや世界的なトレンドとして急激に電動化が進んでいる自動車業界。BMW iシリーズには、今後もどんどん新モデルが追加されることが予想されるだけに、目が離せないブランドとなりそうだ。


新着情報