街を走るテスラ・モデル3は白ばかり! 日本人の「白信仰」だけじゃない色が偏る納得の理由 (1/2ページ)

この記事をまとめると

テスラ・モデル3をよく見かけるようになったが、その車体色は白が多い

■モデル3は白が標準色でそれ以外のカラーは追加の塗装色代がかかる

■価格に加えて白に対する日本人の安心感という心理もあってモデル3は白が多いようだ

日本では白いテスラ・モデル3をよく見かける

 昨年の春、約80~150万円の値下げを行った米国テスラのモデル3を路上で頻繁に見かけるようになった。モデル3は、電気自動車(EV)の導入が急速に進む欧州でも、フォルクスワーゲン(VW)を抜いて1位の販売実績をあげている。

 国内で頻繁に見かけるモデル3は、白の車体色が多い。理由は、白の車体色が標準車で、それ以外の、黒、青、シルバー、赤などは、追加の塗装代金がかかるから。ちなみに、白のモデル3の価格は、494万円だ。

 しかし、他の色を選ぶと12.6万円の追加となるので、500万円を超えてしまう。なかでも赤はマルチコートと呼ぶ特別色で、25.1万円の追加だ。

 では、標準の白色がほかの車体色と比べ貧相に見えるかといえばそのようなことはなく、同時にまた、ラジエターグリルを廃した顔つきは、陰影を活かした表情を持つが、薄い色の白は、より顔つきが目立つともいえる。


御堀直嗣 MIHORI NAOTSUGU

フリーランスライター/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
日産サクラ
趣味
乗馬、読書
好きな有名人
池波正太郎、山本周五郎、柳家小三治

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