まるでアートカーのような限定モデル! BMW「THE 8 X ジェフ・クーンズ」をオークションで販売

この記事をまとめると

■BMW8シリーズに限定モデルの「THE 8 X ジェフ・クーンズ」を設定

■世界的アーティストの「ジェフ・クーンズ」によって内外装がデザインされたモデルとなる

■日本での発売はオークションによる最高入札者に納車される

カラフルでポップな内外装が目を引く99台の世界限定モデル

 BMWのラインアップで、現状もっとも大きい「8」という数字を冠する8シリーズは、その数字の大きさが意味する通り、BMWでもっとも高級なフラッグシップクーペだ。クーペ、カブリオレ、グランクーペという3つのボディバリエーションを用意する現行モデルは、2018年に登場した第2世代となっており、先日、初のビッグマイナーチェンジを実施したばかり。

 そんな8シリーズに、世界的なアーティストである「ジェフ・クーンズ」がデザインした限定車「THE 8 X ジェフ・クーンズ」を導入することが明かされた。

「THE 8 X ジェフ・クーンズ」は、M850i xDrive グランクーペをベースに、ブルー、シルバー、イエロー、ブラックなど11種類のボディカラーが組み合わせられ、ポップアートを得意とするジェフ・クーンズならではのエネルギッシュさを感じさせる。リヤの爆発するようなカラーラインは、2010年に自身がデザインしてル・マン24時間レースにも参戦した「M3 GTS」のアートカーを意識したものだ。両サイドに描かれる「POP!」と上記推進力のイラストは、「THE 8 X ジェフ・クーンズ」のパワーとスピードを象徴している。

 このエクステリアの塗装は、BMWグループ本社のプロフェッショナルが、色見本をルーペで何度も確認しながら200時間以上をかけて手作業でペイントしたもので、1週間に僅か4台しか作ることができないという。

 また、最高級の素材とファインレザーが使用されるインテリアもマルチカラーで仕上げられる。シートに用いられているレッドとブルーは、コミックスのスーパーヒーローのカラーであると同時に、BMWの高性能モデルであるBMW Mのカラーを反映したもの。カップホルダーリッドにはエディションのレタリングとアーティストの署名が施され、特別感を演出する。

「THE 8 X ジェフ・クーンズ」は、全世界で99台の限定販売。日本では、店舗やオンラインでの販売は行わず、専用のオークションサイトにて6月16日(木)から6月27日(月)まで入札が行われ、最高入札者に納車されることになる。

 まるでBMWアートカーのようにポップでエネルギッシュなカラーリングにペイントされた「THE 8 X ジェフ・クーンズ」が気になる方は、オークションに参加してみてはいかがだろうか。


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