乗降性の良し悪しはボディブローのように効いてくる! Sクラスミニバン&プチバン4台をガチ比較した (2/2ページ)

大きな差を感じない人であれば走りで選ぶのもアリなクラス

 次に、プチバンのソリオとルーミー/トールを比較する。

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ソリオと青山尚暉画像はこちら

 スライドドア部分はどちらもワンステップの掃き出しフロアを採用。

 ステップ高はソリオが360mm、ルーミー/トールが365mmと差なし。スライドドア開口部にしてもソリオが幅640mm、高さ1230mm。ルーミー/トールは幅640mm、高さ1220mmと互角。

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 そもそもナローボディの全高がソリオ1745mm、ルーミー/トール1735mmと、パッケージ的にも極めて近い2台なのである。ちなみに身長172cmの筆者が後席に座った時の頭上空間もソリオ220mm、ルーミー/トール215mmと、これまた僅差である。

ソリオ座り画像はこちら

 そして肝心のヒール段差にしても、ソリオ355mm、ルーミー/トール360mmと差はない。違いと言えば、筆者が後席に座った時の最大膝まわり空間で、ソリオ400mm、ルーミー/トール360mmぐらいのものと言っていい(乗降性を重視するなら、シートは最後端にせず、前寄りにセットするとよい)。

 つまり、後席の乗降性、着座性は互角。あとは後席のかけ心地や、けっこう異なる走行性能の違いでの選択となるだろう。

 ここではシートのかけ心地や走行性能についてはあえて細かく触れないが、筆者が選ぶとしたら、ここでの評価ポイントにはならないものの、4気筒エンジン搭載(ルーミー/トールは3気筒)で走り、快適性でリードするソリオになる(あくまで好み)。

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 いずれにしても、子育て世代や、足腰の弱った高齢者のために両側スライドドアを備えたミニバン、プチバンを選ぶのであれば、スライドドアから乗り込み、シートに座り、立ち上がるという一連の動作をしっかりと確認してほしい。

名前:
青山尚暉
肩書き:
2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味:
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人:
Yuming

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