クルマ関連の動画で登場する「群サイ」! 全開走行できる「合法峠」はどんなとこ? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「群サイ」とは「群馬サイクルスポーツセンター」の略

■自転車のロードレースに使われるメインコースは全長6km

■クルマ関連のビデオマガジンや動画サイト、番組のロケ地としてもよく使用されている

ジャンピングスポットといえるような場所も!?

 クルマのビデオマガジンや動画サイト、自動車関連番組のロケ地として目にすることも多くなった「群サイ」。

「群サイ」とは、「群馬サイクルスポーツセンター」の略で、「変てこ自転車の遊園地」というキャッチコピーと、その名称からもわかるとおり、もともとは自転車競技者の育成を目的にしたサイクルスポーツセンターとして、1983年に開設された。

 月夜野温泉や猿ヶ京温泉に近い、標高900mの高地にあり、自転車のロードレースに使われるメインコースは全長6km(鈴鹿サーキットのフルコースとほぼ同じ)、高低差は約42m、最大傾斜8%。

 自転車の国際レースの開催も想定しているテクニカルなコースで、とくに前半1km~2km区間は自転車でもトリッキーなポイントで難所ともいえる。

 最大コース幅約20mで、最小コース幅約6mだが、いわゆるエスケープゾーンはなく、基本的にブラインドコーナーばかりで、路面はけっこう荒れていて、ジャンピングスポットといえるような場所も!?

 要するに、貸し切りで一方通行で走れる峠道と思えば間違いない。

 実際、全日本ラリーのSS(スペシャルステージ)などにも使われていて、合法で全開走行ができるワインディングといった表現が一番ピンと来るはず。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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